<▲画像:「arrows NX9 F-52A」> |
具体的には、arrows NX9 F-52Aを新規契約、機種変更、契約変更、機種だけ購入(白ロム)問わず、25,300円(税込、以下同)割り引く。
ただし、購入可能な台数は契約者1名義1台(白ロムの場合は一人1台)に限られる。
arrows NX9 F-52Aのドコモオンラインショップでの通常価格は76,032円なので、25,300円割引を適用すると50,732円になる。「スマホおかえしプログラム」を適用して約2年間使って返却する場合の負担額は33,824円になる。もちろん、返却せずに使い続けても構わないし、通常の一括購入や分割払いでの購入もできる。
また、他社からの乗り換え(以下、MNP)の場合には「5G WELCOME割」を併用できる。「5G WELCOME割」の割引額はMNPや機種変更、契約変更などの他、機種によっても異なるが、arrows NX9 F-52AはMNPの場合に22,000円割引を適用できる。
すなわち、MNPなら合計で47,300円の割引を適用できることになるので、28,732円だ。
arrows NX9 F-52Aは2020年12月18日に発売された5Gスマートフォン。
<▲画像:「arrows NX9 F-52A」について> |
OSはAndroid 10搭載で発売されたが、現在はAndroid 11へのアップデートが提供されている。さらにAndroid 12へのアップデートが提供される予定にある。
ディスプレイは約6.3インチ、フルHD+の有機ELで、本体サイズは約152 x 72 x 8.5mm、重さ約162g。ディスプレイサイズの割にボディの大きさが極力小さく抑えられているのは、ベゼル(額縁)部分が非常に細く設計されているため。実際、持ちやすく、扱いやすい。
CPUはQualcomm Snapdragon 765G、メモリは8GB、ストレージは12GB。CPUはSnapdragon 8xxシリーズと比べると絶対的なパフォーマンスでは劣るが、正直な話、一般的用途でパワー不足を感じるシーンは少ないと思う。arrows NX9 F-52Aは意外と悪くないパフォーマンスだ。
ただ、ボディサイズがより大型のスマートフォンと比べて小さいこともあり、搭載バッテリーの容量は若干少な目。3,600mAhで、ゲームのプレイ時間が長いとか動画の視聴時間が毎日長いような場合には物足りなさを感じるかもしれない。しかし、このサイズ帯のスマートフォンとしては特別少ない訳ではないし、ライトユースなら問題ない。
オーディオ面では「Dolby Atmos」対応の他、ハイレゾに対応し、Bluetoothの対応コーデックはaptX、aptX HD、SBC、AAC、LDACと、aptX HD、LDACまでサポートしているので、市販のワイヤレスイヤホンは高性能モデルまで含めて多くに対応する。
さらに映像面では有線での映像出力もサポートしている。あまり目立たない特徴だが、USB Type-C端子に市販のUSB Type-C to Displayportケーブル(もしくはUSB Type-C to HDMIケーブル)を繋げることでテレビやPC用モニター、モバイルモニター等に映像を出力できるので、動画配信サービスやゲームプレイ時に手軽に大画面で楽しめる。通常、このDP Altモードを介した有線での映像出力なら「Netflix」「Hulu」などの著作権保護コンテンツも出力できるので、個人的には地味に便利な機能だと思う。もちろん、arrows NX9 F-52AはWi-Fiでの映像出力もできる。
また、arrows NX9 F-52Aは防水・防塵だけでなく米国国防総省の物資調達基準である「MIL-STD-810G/810H」準拠の23項目の試験をクリアするタフネスボディだ。泡タイプのハンドソープでの洗浄やアルコール除菌にも対応している。
カメラはフロントに約1630万画素のシングルカメラ、リアにトリプルカメラを搭載する。
arrowsシリーズにはハズレ機種というか欠点のある製品も時々あるが、arrows NX9 F-52Aは比較的良くできていると思う。それだけに割引は魅力的だ。