<▲画像:「PayPay」の本人確認手続きが運転免許証のICチップで可能に> |
運転免許証のICチップを活用する手続きの場合には最短で当日で本人確認の審査が完了するという。まずはAndroid版から対応し、近日中にiOSへの対応も行われる予定になっている。
現在の運転免許証には、氏名、住所、顔写真などの個人情報が入力されたICチップが搭載されている。
今回新たに導入された本人確認手段では、このICチップをスマートフォンで読み取ることに加えて、ユーザー自身がスマートフォンのカメラを用いてセルフィー撮影(自撮り)を行うことで手続きがほぼ完了する。後は必要事項の入力だけだ。
<▲画像:運転免許証のICチップを使って本人確認手続きを行う流れ> |
運転免許証を用いた従来の本人確認手続きと比べて、「個人情報の入力や本人確認書類の撮影が不要になる」「審査時間が短縮される」といったメリットがあり、実際にスピーディーな審査が可能になるという。従来の方法では通常3日から1週間程度、場合によってはそれ以上の審査日数がかかる。
なお、PayPayは本人確認を行わなくても基本的な機能/サービスを利用できるが、銀行口座への出金、PayPayユーザー間での送金、受取が可能なPayPay残高である「PayPayマネー」の利用などには本人確認が必要となっている。筆者もPayPayはかなり使っているが、口座への出金や送金などは使わないので未だに本人確認はしない状態のままだ。チャージ、支払、PayPayポイントしか使わないのであれば筆者のように未確認のままでも問題ないと思う。
冒頭で述べたように、まずはAndroidからの対応となるが、PayPayアプリのバージョンを「3.39.0」以上にアップデートしておく必要がある。加えて、運転免許証のICチップの読み取りにはNFC/おサイフケータイ機能を使うので、普段機能をオフにしている場合には読み取りの際にはオンにしておく。
また、自分がPayPayの本人確認を完了しているのかどうか確認するには、アプリを起動して下部メニューの「アカウント」をタップし、右上の「詳細」ボタンをタップし、画面をスクロールし、「本人確認・口座認証」の項目が「完了」になっているか見ればいい。完了していない場合には「未確認」の表示となっている。
<▲画像:本人確認手続きが完了しているかどうかを確認する手順> |
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