<▲画像:「Galaxy S22」と「Galaxy S22 Ultra」。左がドコモ版、右がau版の端末とキャンペーン情報> |
シリーズとしては他に「Galaxy S22+」が存在しているが、ドコモとauは取り扱わない。昨年モデルである「Galaxy S21+」はauが取り扱っていたがGalaxy S22+は異なるので、その点には注意が必要だ。
また、サムスン電子ジャパンがGalaxy S22とGalaxy S22 Ultraの予約購入者向けのプレゼントキャンペーンを実施する。このキャンペーンの内容はドコモ版とau版でほぼ共通していて、対象期間中に予約購入してキャンペーンに応募した方全員がプレゼント品を貰える。
純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」はどちらの機種でもプレゼントされ、Galaxy S22 Ultraだと追加で「Wireless Charger Duo」がプレゼントされる。さらに、ドコモ版では「microSDカードリーダー」もプレゼントされる。microSDカードリーダーはドコモのみだが、それほど高価なものではないので、通信キャリアによるキャンペーン内容の違いはほとんど無いと言って構わないだろう。
Galaxy S22とGalaxy S22 Ultra
Galaxy S22について
Galaxy S22 Ultraが「Sペン」に対応し、「Galaxy Note」シリーズのような製品であるのに対してGalaxy S22は非常にオーソドックスなハイエンドスマホ。<▲画像:「Galaxy S22 5G」のファントムホワイト。左がドコモ版、右がau版> |
昨年モデルの「Galaxy S21」と比べて若干小型化している。Galaxy S21は非常に優れた仕上がりで扱いやすいスマートフォンだが、Galaxy S22は若干小型化しているので操作はしやすいかもしれない。ディスプレイが約6.2インチから約6.1インチになりアスペクト比も若干変更され、ボディサイズも約152 x 71 x 7.9mmから約146 x 71 x 7.6mmになり、重さも約3g減って約168gになった。
ただ、バッテリー容量が4,000mAhから3,700mAhへと減っている点は残念なところ。
CPUはQualcommの「Snapdragon 8 Gen 1」で、メモリは8GB、ストレージは256GBだ。
ディスプレイのリフレッシュレートはシーンに応じて48~120Hzで可変する「最適化」と60Hzの「標準」設定のいずれかを選択する仕様。明るさも最大1300nit。この辺りもGalaxy S21と基本的に同じ。正直なところ、基本的パフォーマンス面においてGalaxy S21 5Gのユーザーが買い替える意味は薄いと言えるし、「Galaxy S20 5G」のユーザーも現状に不満が無ければ変更不要かもしれない。一方で、Galaxy S20より前のモデルや、他社の4Gスマホからの機種変更であれば、有力候補になると思う。
カメラはリアに約5,000万画素の広角カメラ、約1,000万画素の望遠カメラ、約1,200万画素の超広角カメラで構成されるトリプルカメラを採用する。望遠は光学3倍、デジタル最大30倍ズームが可能となっている。フロントには約1,000万画素のシングルカメラを搭載する。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠。
デザインはGalaxy S21 5Gよりエッジがフラットに近いモノに変更されている。Galaxy S21 5G以前の機種はエッジが基本的に丸かったので、見た目の印象は思った以上に違うかもしれない。
カラーバリエーションはファントムホワイト、ファントムブラック、ピンクゴールドの3色。
Galaxy S22 Ultraについて
Galaxy S22 UltraはGalaxy S22シリーズで唯一「Sペン」に対応する点が最大の特徴。しかも「Galaxy S21 Ultra」ではSペンを本体には収納できなかったが、今回のGalaxy S22 UltraにはSペン収納スロットが用意されているので、Galaxy NoteシリーズのようにSペンを本体に収納した状態で持ち運びできる。実際、Galaxy S22 UltraはもはやGalaxy Noteと呼んだ方がいいほどだろう。<▲画像:「Galaxy S22 Ultra」のバーガンディ> |
Sペンは取り出すだけでメモが起動し、いつでもサッとメモを取れる。さらにドコモ版に関してはドコモのアプリ「てがき手帳」にもSペンが対応している。
非常に短いレイテンシでSペンでレスポンス良く快適に手書きできるだけでなく、ディスプレイは非常に明るい有機ELを採用している。Galaxy S22 5Gのディスプレイの明るさは最大1300nitだが、Galaxy S22 Ultraは最大1750nitだ。実際には1300nitで十分だと思うが、さらに明るくできるので、夏の屋外などでも非常に快適にSペンでの手描きもできるはずだ。リフレッシュレートの調整範囲はGalaxy S22より広く、下は1Hzから(上は120Hz)。
ディスプレイサイズは約6.8インチ、ボディサイズは約163 x 78 x 8.9mmで、重さは約229g。バッテリー容量は5,000mAh、CPUはSnapdragon 8 Gen 1、メモリは12GB、ストレージ容量は256GB。カラーバリエーションはバーガンディとファントムブラックの2色。
リアのカメラはGalaxy S22 5Gと同じ3眼ではなく4眼。約1億800万画素の広角カメラ、約1,000万画素の望遠カメラ(光学3倍)、約1,000万画素の望遠カメラ(光学10倍、最大倍率100倍)、約1,200万画素の超広角カメラで構成される。フロントカメラは約4,000万画素だ。