<▲写真:バンド交換した「Amazfit GTR 3 Pro」(手前)と付属バンドの「Amazfit GTR 3」(奥)> |
Amazfit GTR 3 ProとAmazfit GTR 3の共通した特徴等はAmazfit GTR 3のレビュー記事を、異なる点などはAmazfit GTR 3 Proのレビュー記事を参照してください。
Amazfit GTR 3 Pro/GTR 3の替えバンド(ベルト)
バンド交換について
Amazfit GTR 3 Proの付属バンドはカラーバリエーションで異なります。「ブラウンレザー」には革製のバンドが、「インフィニットブラック」にはフッ素ゴム製のバンドが付属します。一方のAmazfit GTR 3の付属バンドは「ムーンライトグレー」も「サンダーブラック」もシリコン素材のバンドです。下の写真は革製バンドのAmazfit GTR 3 Pro ブラウンレザーと、シリコン素材のバンドが付属するAmazfit GTR 3です。
<▲写真:左は革素材のバンド、右はシリコン素材のバンド> |
バンドはユーザー自身で手軽に取り外し、交換できるようになっています。付属の純正バンドには「クイックレバー」がついていて、爪を引っかけて少しスライドさせるだけでAmazfit GTR 3 Pro/GTR 3本体から簡単に外せます。工具は不要です。
<▲写真:バンドは「クイックレバー」で簡単に取り外し可能です> |
取り付け部のバンド幅は22mmで、Amazfit純正の替えバンドの内、幅が22mmのものは全て使えるはずです。また、市販の腕時計用の22mmバンドも使えると思いますが、そちらは試していません。
純正替えバンド 22mm シリコン ブラック
私が今回購入したのは、Amazonで販売されていた「Amazfit 公式ストア 純正 Amazfit 替えバンド 22mm シリコン ベルト 防水 腕時計 交換 付け替えベルト 交換用ベルト GTR 3 / GTR 3 Pro/GTR 47 / GTR 2 / GTR 2e(22mm, ブラック)」です。純正のシリコン素材のバンドで、幅22mm、カラーがブラックのものです。購入時の価格は1,980円(税込、以下同)でした。
<▲写真:純正のシリコンバンド(ブラック)を取り付けたAmazfit GTR 3 Pro> |
私は現在Amazfit GTR 3 Proを日常使用していますが、外出からの帰宅後にはアルコール除菌したいので、革製バンドではなくフッ素ゴムかシリコンのバンドを求めていました。ただ、使っているAmazfit GTR 3 Proのカラーはブラウンで、付属バンドは革製なので、別途、替えバンドを購入したわけです。
幅22mmの純正替えバンドにはシリコン素材のものとフッ素ゴムのものが用意されています。そしてシリコン素材のバンドには複数のカラーバリエーションが用意されていて、無地だけでなく柄がデザインされたものもあります。
<▲写真:純正のシリコン バンドのカラーバリエーションの一部> |
今回紹介しているのは無地のブラックです。フッ素ゴムのバンドはコーラルレッド1色です。
シリコンとフッ素ゴム、どちらの素材の方が装着感が良いのか全く分からなかったことと、フッ素ゴムのカラーはコーラルレッドしかなかったので、ひとまずシリコン素材のバンドを選択しました。結果的に素材は悪くありませんでしたが、カラーはネイビーやライトブルー、コーヒーブラウンの方が良かったかもしれない、と思いました。
というのも、Amazfit GTR 3付属のシリコン素材バンドには表面に斜めの溝があり、デザイン上のアクセントになっています。しかし、オプション品の替えバンドは無地でデザイン上のアクセントもありません。
<▲写真:左が「Amazfit GTR 3」の付属シリコンバンド、右が替えのシリコンバンド> |
まだネイビーやライトブルー、コーヒーブラウンなら少しカジュアルな印象になりますが、ブラックは購入前に想像していたイメージ以上に地味なデザインで、個人的な好みからは少し外れていました。ただ、人それぞれ好みは異なりますので、主張の少ないシンプルなデザインを求めるなら、このブラックのシリコンバンドは無難だと思います。
装着感はAmazfit GTR 3付属のバンドと比べても特に差は感じません。ただ、装着感の良さという点ではAmazfit GTR 3 Pro付属の革製バンドの方が装着ストレスが少なく、非常に軽快です。付属の革製バンドの装着感は非常に良いです。
シリコンバンドには、腕との接触面になだらかなカマボコ状の凹凸が用意され、汗などの水気があっても過度に張り付かないように工夫されています。とはいえ、実際には汗をかくと、普通には張り付きます。ただ、腕の太さにも左右されると思います。いずれにしても装着感は良くも悪くも至って普通です。
<▲写真:バンドの裏面(腕との接触面)にはカマボコ状の凹凸が設けられています> |
本体付属バンドと同様、クイックレバーが付いているので、Amazfit GTR 3 Pro/GTR 3との交換は簡単にできます。
<▲写真:同じシリコンバンドでも、Amazfit GTR 3付属バンドとオプションの替えバンドでは細かなデザインが異なる> |
Amazfit GTR 3 Pro/GTR 3の充電器
TUSITA 充電器
Amazfit GTR 3 ProとAmazfit GTR 3には純正の充電器が付属しています。どちらの製品も非常に長い日数バッテリーが持つので、予備の充電器は不要かもしれません。しかし、実際には使わないにしてもカバンに一つ予備の充電器を入れておきたかったので今回購入しました。<▲写真:「TUSITA」というメーカー?の互換充電器> |
ところが、2022年4月18日時点ではAmazfit GTR 3 Pro/GTR 3用の純正の充電アダプターは単品では販売されていません。Amazfit GTR 2/GTS 2やAmazfit GTSなどの純正充電器は販売されていますが、Amazfit GTR 3 Pro/GTR 3とはポゴピン間の距離が異なります。
結果、私はAmazonで「TUSITA 充電器 対応 Amazfit GTR 3, GTR 3 Pro, GTS 3 充電ケーブル(2 ピン間の距離は18.5mm) - 3.3ft/100cm USB チャージングケーブル - スマートウォッチアクセサリ」を購入しました。
一応Amazfit GTR 3 Pro、Amazfit GTR 3対応と書かれていて、2ピン間の距離も純正の充電器を実測すると約18.5mmだったので問題なさそうでした。
<▲写真:Amazfit GTR 3 Pro/GTR 3対応の互換充電アダプタ> |
届いてみると、実際に問題なく使えました。写真をご覧の通り、純正品との違いも分かりにくいほどで、マグネット脱着も問題なくできました。
<▲写真:左が互換アダプタで、右がAmazfit GTR 3 Pro付属の純正アダプタ> |
<▲写真:互換品でも問題なく充電可能> |
できれば純正品が理想ですが、ひとまずこの製品でも使えたので、Amazfit GTR 3 Pro、Amazfit GTR 3のユーザーで予備の充電器を探している方は、参考になれば幸いです。
Amazfit GT 3シリーズのスマートウォッチそのもののレビュー記事は多いものの、オプション品のレビューや紹介記事は少ないので今回作成しましたが、Amazfit GTR 3 Proは長く使用してみても、やはり良いです。歩数計測が時々働かないとか(少しズラすと大丈夫)、日本語の漢字表示に微妙な部分があるとか、細かな不満点は多少ありますが、バッテリーの驚異的な持ちの長さは本当に楽で、かなり気に入っています。
※追記(2022年7月12日):替えバンドは本記事を執筆した4月と比べてサードパーティー製品を含めると種類が増えているようです。Amazonで検索すると革製バンドなどもありました。