<▲画像:「NEOプラン Lite」が4月1日に提供開始となる> |
それでは「NEOプラン Lite」を見ていきたいが、まずは「NUROモバイル」の料金プランの概要を確認する。
「NUROモバイル」の料金プランは通信品質で2つに分けることができる。標準品質で安価な「バリュープラス」と、通信品質が高品質グレードの「NEOプラン」だ。「NEOプラン」は昨秋登場した新しいプランで、月間データ容量別に複数のコースに分かれる「バリュープラス」と異なり、月間20GBの1コースのみ。
<▲画像:「NEOプラン」と「バリュープラス」の音声通話プランの比較表> |
「バリュープラス」の実速度が遅いという訳ではないが、あくまでも格安SIMの範疇に留まる。一方の「NEOプラン」は回線提供元の通信キャリア並みの品質を目指していることもあり、下り(ダウンロード側)の実測調査で平均150Mbpsを記録するほどの速く安定した通信が特徴。もちろん調査結果を日本全国全てのエリアに拡大解釈はできないが、「バリュープラス」よりも速く安定していることは確かだ。
<▲画像:「NEOプラン」の通信品質イメージと機能紹介> |
通信品質面では非常に優れる「NEOプラン」だが、料金は月額2,699円と「バリュープラス」と比べると高い。同社によれば、20GB程度の中容量帯でよりリーズナブルなプランのニーズがあることがアンケート調査から分かったという。
<▲画像:ソニーネットワークコミュニケーションズ MVNO事業室 セールス&マーケティング課 課長 田中直樹氏> |
そこで「NEOプラン」と同じ高品質通信ながら機能をシンプルにして料金を抑えた「NEOプラン Lite」を新設することを決めたという。
機能をシンプルにするといっても、余ったデータ容量を翌月末まで繰り越して使える「データ繰越」や、国内通話料が通常の半額である30秒あたり11円となる「オートプレフィックス機能」も利用できる。万一、月間データ容量を超過しても最大1Mbpsでの通信が可能。
なお、「NEOプラン Lite」の月間データ容量は「NEOプラン」と同じ20GB。それでいて料金は月額2,090円に抑えている。
「NEOプラン Lite」と「NEOプラン」の大きな違いは3点。「NEOプラン Lite」では「NEO データフリー」と「Gigaプラス」「あげ放題」を利用できない。「NEO データフリー」は対象のSNSの通信量をカウントしない、という機能で、「Giga プラス」は、3カ月ごとにデータ容量を追加で貰える機能、「あげ放題」は動画や画像のアップロードなど、上りの通信時のデータ通信量を消費しない、という機能。
この3つの機能が不要な場合には「NEOプラン Lite」の方が明らかにお得だ。
一方で、特にアップロードが多い方は「あげ放題」が必須だと思うので、「NEOプラン」の方が良いだろうし、それは「NEOデータフリー」に関しても同様だろう。
次にキャンペーンだが、実は「NEOプラン Lite」だけでなく「NEOプラン」も対象としている。
<▲画像:キャッシュバックキャンペーンが4月1日に始まる!> |
新規または他社からの乗り換え(以下、MNP)で「NUROモバイル」で「NEOプラン」に加入した方に20,000円のキャッシュバックが行われ、「NEOプラン Lite」の場合には15,000円のキャッシュバックが行われる。キャッシュバック自体は利用開始月を除く8カ月目で、その間、申込時のプランの月額基本料金を下回るプランへの変更を行わず継続利用することが条件となる。
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