<▲画像:F1、MotoGP、WEC、インディカーなど主要シリーズが続々と開幕!> |
なお、多くのシリーズの視聴には有料サービスへの加入が必須ですが、スーパーフォーミュラのように無料で視聴できる手段が提供されているものもあります。
また、「DAZN」が料金を改定するなど、2021年シーズン以前との変化もあります。なお、本記事中の料金は全て消費税10%込みのものです。
F1
・配信サービス:DAZN、DAZN for docomo
・料金:月額プランは3,000円、年間プランは27,000円(月当たり約2,205円)。また、「DAZN for docomo」に2022年2月21日までに加入済みの場合は特別料金据え置き
・同時視聴可能台数:2台(2画面)
・見逃し配信対応:一定期間
F1の視聴手段は「DAZN」と「フジテレビNEXTsmart」のいずれかで、「DAZN」では「FIA F2」「FIA F3」の配信の他、角田裕毅選手及びアルファタウリとのパートナーシップ契約によって独自コンテンツの配信もあります。また、毎週水曜日の「Wednesday F1 Time」等の特集番組の配信もあるなどコンテンツは豊富です。
ただ、2022年2月22日付けで料金の改定が行われ、以前よりも高くなりました。料金改定前に「DAZN for docomo」に加入した方に関しては従来料金据え置きでの継続利用が可能ですが、新規加入者は月間プランだと月額3,000円です。年間プランなら一月当たり2,205円ですが、以前よりコスト面での敷居が上がりました。auとソフトバンクでも割引特典やお得なプランがあるので、それらも考慮すべきですが、基本的に少し高くなってしまいました。 F1の予選と決勝レースしか見ない場合は「フジテレビNEXTsmart」が昨シーズンまでよりも相対的に有力候補に上がってくると思います。「フジテレビNEXTsmart」は月額1,320円です。
とはいえ、DAZNは4分割画面スタイルの「F1ゾーン」での視聴もできますし、アーカイブ配信での見逃し視聴もできますし、FIA F2、FIA F3も見られますので、コンテンツ面での魅力は非常に大きいと思います。
<フジテレビNEXTsmart>
・配信サービス:フジテレビNEXTsmart
・料金:月額1,320円
・同時視聴可能台数:1台
2022年シーズンのF1も「フジテレビNEXT」及び「フジテレビNEXTsmart」で放映/配信されます。前述したように「DAZN」が料金改定によって以前よりも高くなったことで、最も安く新規加入でF1をネット視聴できる手段は「フジテレビNEXTsmart」になりました。月額1,320円です。
「DAZN for docomo」を1,078円で加入できなくなった今、新規加入で最も安価な視聴方法は実は「フジテレビNEXTsmart」です。
FIA F2、FIA F3
・配信サービス:DAZN、DAZN for docomo
・料金:月額プランは3,000円、年間プランは27,000円(月当たり約2,205円)。また、「DAZN for docomo」に2022年2月21日までに加入済みの場合は特別料金据え置き
・同時視聴可能台数:2台(2画面)
・見逃し配信対応:一定期間
FIA F2、FIA F3をインターネットで視聴できる手段は「DAZN」のみです。2022年シーズンのF2にはホンダとレッドブルの育成ドライバーである岩佐歩夢選手がダムスから初参戦、4年目の挑戦となる佐藤万璃音選手はついに競争力のあるトップチームの一角を占めるヴィルトゥオーシ・レーシングからの参戦となります。
FIA F3への日本人ドライバーの参戦は2022年シーズンはありませんが、将来のスタードライバー候補が数多く参戦するカテゴリーだけに要チェックです。
インディカー
・料金:月額1,749円(スカパー!の場合)
佐藤琢磨選手が引き続き参戦するインディカー・シリーズには今年も注目です。13シーズン目を迎え、デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシングからの参戦となります。日本では今年もGAORA SPORTSでの放送/配信となっています。
GAORA SPORTSをネット配信で見る方法は「スカパー!」か「J:COM」でGAORA SPORTSに加入し、その会員向けの配信サービス「GAORA SPORTS Live&オンデマンド」を利用するか、ニコニコチャンネルに開設されているGAORA SPORTSのチャンネルのいずれかです。ニコニコチャンネルだと月額2,074円なので、若干高くなります。
MotoGP
・料金:Huluの場合は月額1,026円
・同時視聴可能台数:1台(機器の登録数は制限なし)
・見逃し配信対応:無し。ライブ配信のみ。
2018年シーズンからMotoGPは「Hulu」でも全戦ライブ配信されるようになりましたが、2022年シーズンも継続です。Moto2、Moto3も含めて視聴できます。メイン中継映像とオンボード映像、ライブトラッキング映像、空撮映像を切り替えられるマルチアングル配信も継続です。
<▲図:マルチアングル映像の例。ちなみに画面4分割での同時視聴はできません。各画面は切り替えての個別視聴となります> |
2020年シーズンはスズキワークスのジョアン・ミル、2021年シーズンはヤマハワークスのファビオ・クアルタラロがタイトルを獲得しましたが、2022年シーズンはホンダワークスが良いマシンに仕上げてきた印象で、久しぶりにタイトル争いの場に戻ってきそうです。そして参戦台数の多いドゥカティも侮れません。今年も毎戦優勝候補が変わる激しいチャンピオンシップになりそうです。
HuluでのMotoGPの視聴に関して、詳細はこちらの記事で紹介しています。
WEC(ル・マン24時間レース含む)
・料金:JSPORTSオンデマンドは月額1,980円、Amazonだと2,178円
・見逃し配信対応:あり
<▲図:WECは公式アプリでも視聴できます> |
今年も「TOYOTA GAZOO Racing」に注目のWECですが、「JSPORTS」の視聴が基本です。WEC公式アプリでもレース単位での購入・視聴ができますが、日本語コメンタリーはないので、現実的にはJSPORTS一択だと思います。
ただ、JSPORTSの配信は、公式オンデマンドサービスの他にAmazon Prime Video内の有料チャンネルも選べます。
なお、WECアプリでの視聴についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、参照して下さい。
Formula E
・料金:JSPORTSオンデマンドは月額1,980円、Amazonだと2,178円
・見逃し配信対応:あり
JSPORTSではフォーミュラEも視聴できます。
スーパーフォーミュラ
・配信サービス:Red Bull TV
・料金:無料
・同時視聴可能台数:制限なし
・見逃し配信対応:あり
日本のスーパーフォーミュラは、「Red Bull TV」だと無料で視聴できます。もちろんJSPORTSやBSフジでも視聴できます。
Red Bull TVではライブ配信、アーカイブ配信が行われ、予選・決勝セッションの日本語実況・解説での配信となっています。パソコンの場合はブラウザ、スマートフォンの場合はアプリから視聴できます。
<JSPORTS>
・配信サービス:JSPORTSオンデマンド、JSPORTSオンデマンドのAmazon Prime Videoチャンネル
・料金:JSPORTSオンデマンドは月額1,980円、Amazonだと2,178円
・見逃し配信対応:あり
WECやFormula Eと同様、JSPORTSオンデマンドでスーパーフォーミュラのライブ視聴ができます。JSPORTSオンデマンドに関しては、WECの項を参照ください。
WRC、スーパーGT
・料金:JSPORTSオンデマンドは月額1,980円、Amazonだと2,178円
・見逃し配信対応:あり
JSPORTSではWRCとスーパーGTも視聴できます。JSPORTSは、非常に多くのシリーズをカバーしているので、モータースポーツ全般を広くチェックしたい場合には必須サービスの一つだと思います。