<▲画像:「かんたんスマホ2+」。左から順にホワイト、ローズ、ブルー> |
Android One S9と同様、かんたんスマホ2+も抗菌・抗ウイルスボディが大きな魅力。実験(「ISO21702」の抗ウイルス性試験)では20分経過後に97%、60分後には99%以上のウイルスが減少する結果が得られたという。付着した菌の増殖を抑制し、特定ウイルスの数を減少させるものであって、必ずしも感染予防が保証されるわけではないものの、何もないよりも安心であることは確か。
<▲画像:抗菌加工・抗ウイルス加工、そして泡ハンドソープ等での清掃が可能なボディが特徴> |
また、泡タイプのハンドソープやボディソープで洗うことも可能。加えて、一般的なアルコール除菌シートでの清掃でも著しい変色や退色がないことも確認されているので、ある程度安心して除菌できる。
京セラはかんたんスマホ2+の汚れの落し方を解説する動画を公開しているので、そちらも参照して欲しい。
かんたんスマホ2+のスマホとしての特徴は、スマートフォンの初心者、苦手とする方を対象に、手軽に基本的な使用が可能となっている点。
<▲画像:大きなアイコンで構成されるホーム画面にはよく使う連絡先アイコンも用意されている> |
ホーム画面、メニューが大きなアイコンで見やすい字で表示されている他、よく使う連絡先をメニュー下部に登録しておけたり、「電話」「ホーム」「メール」メニューが用意されているなど、フィーチャーフォン(ガラケー)からの移行もしやすくなっている。
<▲画像:「電話」「ホーム」「メール」ボタンを搭載> |
万一操作方法に悩んだ場合にはホーム画面に配置されているサポートボタンを押すだけで、その内容を診断して解決する機能「押すだけサポート」も搭載する。解決できなかった場合には専用のカスタマーセンターに電話で問い合わせることもでき、専任のオペレーターと無料相談できる(午前9時~午後8時まで。ワイモバイル回線を解約した場合には利用不可)。
<▲画像:「押すだけサポート」機能について> |
さらに、スマホの役立つ機能や便利な使い方を参照できる「使い方ナビ」も手軽に起動できる。
不審な電話番号を自動判別し、発着信時に警告表示・自動録音を行う「迷惑電話対策」機能にも対応している。しかも番号は国内のみならず海外の番号も対象で判別できる。
<▲画像:迷惑電話対策機能に対応> |
もちろん「Google Play」も使えるので、各種Androidアプリを自分で追加インストールしていくこともできる。
OSはAndroid 12で、ディスプレイは5.6インチ、1,480 x 720ドットの有機ELで、CPUはMediaTek MT6761、メモリは3GB、ストレージは32GB。この辺りの基本スペックはどうしても一般的なスマートフォンと比べると見劣りするので、ゲームアプリや本格的な写真/動画撮影/編集をしたいなど、ヘビーな使い方を求める場合には適していない。しかし、ライトユースには問題ないだろう。
バッテリー容量は3,300mAhで、本体サイズは約159 x 71 x 8.9mm、重さ約151g。
便利系機能ではワンセグには対応しているがフルセグには非対応、おサイフケータイにも非対応となっている。特におサイフケータイに非対応だという点は注意が必要だろう。
モバイル通信は5Gには非対応で、4Gでは下り最大112.5Mbps、上り最大46Mbpsでの通信が可能。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)準拠、Bluetoothは5.2に対応となっている。また、eSIM対応だ。カメラはリアが約1,300万画素、フロントが約500万画素。
カラーバリエーションはホワイト、ローズ、ブルーの3色。
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