<▲図:WiMAX +5Gサービスの速度制限が緩和へ(UQ WiMAX公式サイトより)> |
ところが2月からはこの条件が撤廃され、一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合に混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある、という表現に変更された。
今後は直近3日間で合計15GB以上の通信を行っても翌日に速度制限が掛からない可能性が出てきたことになる。
逆に今までよりも曖昧な表現になった分、実際にどれほどの集中的な通信量までが許容されるのか全く分からなくなったともいえる。しかし、少なくとも表現が緩和された分、使いやすくなるだろう。
WiMAX +5G対応ルーターは固定回線代わりに使っている方も多いと思うので、今回の変更はかなり大きいと思う。
ただし、オプションの「プラスエリアモード」利用時には別途月間データ通信量による速度制限はあることと、「WiMAX 2+」の通信速度制限に関しては直近3日間での10GB以上の使用で1Mbpsへの制限という内容は変更されていないので注意したい。今回の緩和は「WiMAX +5G」におけるものだ。
なお、通常は「WiMAX +5G」サービスにおける料金プランや各種条件等はMVNO各社でも同じため、GMOとくとくBB、BIGLOBE、So-netなどのWiMAX +5Gでも同様の動きになるはずだ。
※追記:BIGLOBE WiMAX +5Gでは速度制限緩和が同様に行われることが発表済みです。