<▲図:「SoftBank 5G」の利用可能エリアは徐々に地方都市も含めて広がりつつある> |
また、5Gの基地局数は1月末時点で23,000局を超えている。
単に基地局数を増やしてサービスエリアを拡大するだけでなく、今後さらに増加するであろうトラフィックに対応していくため、5Gのさらなる高度化を技術面からも推進し、世界最高レベルの5Gネットワーク構築を目指すという。
ソフトバンクは政府が掲げる「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けても5Gの基地局整備を加速させるというが、全国のイベント会場や商業施設などでのエリア対策も進めている。それらイベント会場や商業施設の5G対応に関してはサービスエリアマップではなくリスト形式で公表されている。リストは下記リンク先のページでPDF形式で公開中だ。
→「ソフトバンク 主な5G対策エリア一覧」(PDF)
もちろん5Gのエリアはサービスエリアマップでも確認できる。
実際にはソフトバンクに限らず「人口カバー率」という指標はいまいち分かりづらく、数値から感じる印象と実態は一致しにくい。とはいえ、大都市圏のみならず地方都市部も5Gのエリア整備が進み始めていることは実際に気付くと思う。
今年は5Gスマートフォンへの機種変更を行う方も増えてくると思うので、一度5Gの現在のサービスエリアと今後の整備予定を確認してみるといいかもしれない。
なお、ソフトバンクのサービスエリアマップはドコモのエリアマップ、auのエリアマップなどと異なり、最初に機種名を選ぶようになっている。すでに5G端末を利用中の方はこの手順で全く問題ないと思うが、現在4G LTEスマホを使っている場合は何を選んでいいか分からないかもしれない。その場合は「スマートフォン」→「Google」→「Google Pixel 6 Pro」や「Xperia 1 III」辺りを選べばいい。この辺りの機種なら28GHz帯(ミリ波)も色分け表示される。ミリ波非対応スマホを選ぶとミリ波の色分け表示はされないので注意が必要だ。