<▲図:「DAZN for docomo」の料金改定について(NTTドコモ、報道発表資料より)> |
DAZNは22日より月々払いの「月間プラン」を現行の1,925円から3,000円に値上げする(詳細はこちらを参照)。DAZN for docomoも4月18日以降に新規加入する場合には月額3,000円になる。
しかし、4月17日までにDAZN for docomoに加入した場合には現行の月額1,925円が適用され、以後もその料金で継続利用できる。そのため、長期的にDAZNに加入予定のドコモユーザーは4月17日までに加入する方が明らかに良いだろう。そして注目は2020年9月末までにDAZN for docomoに加入し、継続利用している方の料金だ。その場合は月額1,078円で現在も利用できているが、この措置は4月18日以降も継続されるという。
すなわち、2022年9月末までに加入して月額1,078円で利用中の方は今後も料金据え置きで利用できる。ただし、解約してしまうと再加入の時には新料金になるので注意が必要だ。今まで以上にDAZNの一般料金との差が大きくなるため、DAZN for docomoを継続利用する意味が相対的に増したと言えるし、ドコモを解約することによるコスト面でのダメージも大きくなったと言える。
また、DAZN for docomoには「dTV」「ひかりTV for docomo」とのセット割引(月々220円)があるが、こちらも継続提供される。一方、初回申込みから31日間は無料となる初回無料特典については終了となる。
DAZNの料金改定の詳細はこちらの記事を参照して欲しいが、一般向けで月々のコストを最も安くできるのは「年間プラン(一括払い)」となっている。一括で27,000円だが、一月あたりに換算すると2,205円なので、現行の1,925円からそう遠くない。
とはいえ、少なくとも今後半年程度の間に長期利用を前提での新規加入を考えている方はいっそ4月17日までにDAZN for docomoに加入する方が良いだろうし、現在1,078円もしくは1,925円で継続利用中の方は、今後も長期利用する予定ならば安易に解約しない方がいいだろう。