<▲図:「moto g31」> |
MOTO STOREでの販売価格自体が25,800円と安価な設定だけに、格安SIM各社では更に低価格での販売になると予想される。実際すでに「OCN モバイル ONE」の音声対応SIMとのセット価格は16,501円になることが明らかになっているばかりか、他社からの乗り換え(MNP)の場合には14,300円割引によって2,201円になることも告知済みだ。
同様に「IIJmio」でも少なくともMNPの場合には大幅割引があると予想される。
moto g31の概要
moto g31の基本スペックと特徴
まずはmoto g31のパフォーマンスレベルから見ていきたい。CPUはMediaTekのHelio G85、メモリは4GB、ストレージは128GB。Helio G85はQualcommのSnapdragonでは6xxシリーズ相当。エントリークラス以上、ミドル以下ほど。moto g31は超低価格のエントリーモデルよりは実用的なパフォーマンスを見せるだろう。ディスプレイは約6.4インチ、解像度が2,400 x 1,080ドット、リフレッシュレート60Hzの有機ELだ。
<▲図:moto g31のベイビーブルー> |
昨年のモトローラのエントリーモデルと比べると若干スペックが良いが、5Gには非対応。しかし、現時点でも5Gの通信エリアは狭いので、実用上はほとんど問題にならないだろう。
外部メモリとしてmicroSDカードにも対応していて、最大1TBのmicroSDXCカードまでサポートしている。ただし、microSDカードスロットはSIMカードトレーと兼用なので、microSDカードを使う場合にはSIMカードは1枚しか使えない。デュアルSIM対応なので、microSDカードを使わなければnanoSIMカード2枚を利用できる。
対応する通信方式、周波数/バンドは下記の通り。
- 4G:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41
- 3G(W-CDMA):B1/B2/B5/B8/B19
- 2G(GSM):850/900/1800/1900MHz
OSはAndroid 11、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth 5.0対応など。
生体認証は顔認証と指紋認証対応で、サウンドに関しては3.5mmオーディオ端子も搭載している。
本体サイズは約161.9 x 73.9 x 8.55mm(最薄部)、重さは約181g。ボディはIP52相当の防水・防塵仕様。
<▲図:moto g31のミネラルグレイ> |
カメラはリア側が約5,000万画素のメインカメラと約800万画素の超広角カメラ、そして深度センサー、約200万画素の4眼カメラ。フロント側は約1,300万画素のシングルカメラ。
moto g31の販売チャネル
moto g31の販売チャネルは格安SIM/スマホサービス各社、家電量販店各社、そして通販サイト各社に加え、モトローラ公式通販サイト「MOTO STORE」など。主な販売チャネルは具体的には下記の通り。<格安SIM/スマホサービス>
<通販サイト/量販店>
- MOTO STORE
- Amazon
- e-TREND
- ひかりTVショッピング
- murauchi.com
- 楽天市場
- エディオン
- ケーズデンキ
- ジョーシン
- ノジマ
- ビックカメラ
- ヤマダデンキ
- ヨドバシカメラ
モトローラのAndroidスマートフォンは非常にシンプルな製品なので、Googleの「Pixel」シリーズのようなシンプルなAndroidスマートフォンを望む方にはオススメのメーカーだ。