<▲図:「DAZN」が値上げへ> |
現行料金から約1.5倍、金額にして1,075円もの値上げのため、既存ユーザーはもちろん、新規加入を考えていた方にとっても衝撃的な内容と言っていいかもしれない。
価格が改定されるのは「月間プラン」だけでなく「年間プラン」も同様。さらに新料金プランとして「年間プラン(月々払い)」が加わる。
「月間プラン」と「年間プラン(月々払い)」の違いは契約期間。前者は1月単位で後者は1年単位。それでいて支払いは両者とも月払いとなる。
それでは各プランの内容を確認していきたい。
DAZNの料金改定について
月間プラン
月単位での契約の「月間プラン」は現行の1,925円から3,000円に改定される。年間プラン(一括払い)
年単位での契約となり、料金は一括払いの「年間プラン(一括払い)」の料金は現在は19,250円だが、27,000円に改定となる。ただし、Appleのアプリ内課金を利用した場合は現行の19,400円から27,800円への変更。27,000円を12分割すると一月あたりの負担は2,250円。しかし旧価格の場合は月当たり1,604円なので、やはり値上げ幅は大きい。
年間プラン(月々払い)
新たに登場する新プランが「年間プラン(月々払い)」。1年(12カ月)契約ながら料金は月々の分割払いとなる。1年の総額は31,200円で、月々の支払額は2,600円。「月間プラン」より400円安いが、「年間プラン(一括払い)」と比べると月当たりの負担額は350円高い。1カ月間の無料体験(トライアル)
新規契約時に提供されてきた1カ月間の無料体験(トライアル)も終了となる。2月22日以降は新規契約時に無料体験できなくなる。登録日より請求発生となるので注意が必要だ。DAZNプリペイドカード、DAZNチケット、年間視聴パス
「DAZNプリペイドカード」と「DAZNチケット」も2月22日以降は新価格での販売となる。しかし、旧価格で購入したコードは有効期限内であればそのまま利用できる。年間視聴パスを利用中の方は、ひとまず視聴期間終了までは追加課金なく利用できる。また、3月31日までの期間中は、現行価格の19,250円で視聴パスの購入ができる。ただし、有効期限には注意が必要。
コミュファ光DAZNオプション
CTC(中部テレコミュニケーション)より詳細が連絡される予定。DAZN for docomo
NTTドコモ(以下、ドコモ)と連携して提供されている「DAZN for docomo」に関しては今回の発表では言及されていないので、今後の発表を待つということになりそうだ。少なくとも現在の「DAZN for docomo」は2020年10月以降に加入した方は月額1,925円だが、それ以前に加入した方は月額1,078円のまま据え置きとなっている。※1月26日追記:「DAZN for docomo」は今回の価格改定の対象外だということが公表されました(こちらの記事参照)。
※2月21日追記:「DAZN for docomo」の新規加入料金が改定されることが明らかになりました。4月18日以降に加入する場合には月額3,000円となります。一方で、4月17日までに加入した方は、現行料金の1,925円もしくは1,078円が据え置きとなることも公表されました。すなわち、現在1,078円もしくは1,925円で利用できている方は、今後も同じ料金で継続利用できます。詳しくはこちらの記事を参照。
DAZNを少しでも安価に視聴するには?
ソフトバンクの特典プログラム「ソフトバンクプレミアム」ではDAZNの支払い方法に「ソフトバンクまとめて支払い」を選択することで「PayPayボーナス」で10%還元を受けられるので、ソフトバンクユーザーの場合は若干安く利用できるかもしれないが、万一変更がある場合にはソフトバンクから発表されるはずだ。
料金プランとしては基本的には「年間プラン(一括払い)」が最も安価になりそうだ。一度に27,000円の出費は大きいが、一月当たりは2,205円となる。
詳細はDAZN公式の発表ページを参照して欲しい。