<▲図:左が「TK-CB02BPKBK」、右が「TK-CB01UPKBK」> |
Bluetooth接続モデルの型番は「TK-CB02BPKBK」で想定される店頭実売価格は5,480円(税込、以下同)、USB Type-Cでの有線接続モデルの型番は「TK-CB01UPKBK」で想定実売価格は4,480円。
例えばAmazonではBluetoothモデルのTK-CB02BPKBKを5,480円、有線モデルのTK-CB01UPKBKは4,480円で販売中だ。ヨドバシやビックカメラ等10%ポイント還元が行われているショップでは実質的に10%分安価だ。
Chromebookは近年急速に普及し始めており、すでに利用している方も大勢いると思うものの、日本のみならず海外でも学校で教育用途での使用例が多く、関連する周辺機器の数はWindows、Mac、Android、iOSなどのプラットフォームの機器と比べると極端に少ない。
それだけに今回エレコムからChromebookの互換性基準を満たした製品が認定される「Works with Chromebook」を取得したコンパクトキーボードが2種類登場したのは嬉しいニュースと言っていいだろう。
筆者もLenovo製の「IdeaPad Duet Chromebook」を愛用している。IdeaPad Duet Chromebookの場合は2-in-1タブレットで筆者自身タブレットとしての使用頻度の方が高い上、付属のキーボードの仕上がりも良いので外部キーボードの必要性を感じないが、一般的なクラムシェルタイプのChromebookを大型モニターに接続して使う場合などにはBluetoothもしくはUSBキーボードは必要だ。
そうしたニーズにChromebook専用デザインのキーボードが応えてくれそうだ。
TK-CB02BPKBKとTK-CB01UPKBKは、スタンダードなフルサイズのキーボードの約80%以下の大きさのボディにも関わらず、19mmピッチのキーを採用し、数字入力にも役立つテンキーも装備している。キータイプはパンタグラフ式で、軽い力でタイピングできる。
<▲図:キーピッチは19mm、テンキーも搭載する> |
そしてChromebook専用デザインのキーボードということもあり、Chromebook固有の特殊キーを搭載している。特殊キーを使うことで11種類の操作を手軽に実行できる。ページの上下や先頭、末尾へキー1つで移動する4つの専用キーを搭載し、チャットやネットサーフィンを快適に操作できるという。
<▲図:専用キーを搭載するためChromebookノート付属キーボードと機能面では同等> |
また、コロナ禍で安心の仕様として抗菌加工が施されている点も見逃せない。抗菌範囲はキーボード筐体、印刷部分。付着した菌の繁殖を抑え、清潔に保てるという。
なお、BluetoothモデルのTK-CB02BPKBKはリチウムイオン電池内蔵タイプではなく、市販の単4形乾電池2本で駆動する。Bluetooth 5.2対応、Bluetooth Low Energyによって電池持ちはかなり良いようで、アルカリ乾電池使用で1日8時間のChromebookでの操作を想定した場合、約2年間持つという(※実際の使用状況や電池にもよるので目安)。
本体サイズはBluetoothモデルのTK-CB02BPKBKが幅436.6×奥行148.7×高さ26.4mm、約285g(電池含まず)で、有線モデルのTK-CB01UPKBKは、幅436.6×奥行148.7×高さ26.4mmで、約300g(重さはケーブル含む)となっている。