<▲図:「Try UQ mobile」がサービス終了へ> |
ところが、そのTry UQ mobileのサービスが20日で終了となることが決まった。
WiMAXの場合は、サービスの提供開始当初はカバーエリアがある程度限られていたため、実際に試すことのできるサービスは非常に重要だった。しかし、UQ mobileに関してはそもそもau回線が優れていてカバーエリアが広い。実際にUQ mobileはサービスインの時点で競合他社と比べても通信品質が高かった。それだけに、意外とTry UQ mobileの利用者は少なかったのかもしれない。とはいえ、同社のプレス発表では終了に至った理由までは言及されていないので、あくまでも推測に過ぎない。
一方のWiMAXも今ではWiMAX 2+のカバーエリアは広いし通信速度も速い。そのためWiMAX 2+サービスに関しても、大抵のユーザーは試さずに加入しても特に問題はないと思うが、Try UQ WiMAXは終了せず、継続提供される。WiMAX 2+サービスへの加入を検討しつつ通信品質を事前に確認したい方はTry UQ WiMAXを利用してみよう。
そしてTry UQ mobileだが、20日で受付終了となるので、UQ mobileの通信品質を試したい方は20日までに申し込んでおこう。
Try UQ mobileでは現在SIMカード(「Multi(Nano)IC_Card(s)」)の貸し出しのみを行っている。UQ mobileで扱っているスマートフォンのお試しまでは現在はできないが、少なくともSIMカード及び通信サービスの確認はできるので、SIMフリースマホ、もしくはauのスマホを持っていてUQ mobileを試したい方は利用してみよう。
ただし、全てのサービスを試せるわけではない点には注意したい。Try UQ mobileで貸し出されるSIMカードでは音声通話は利用できず、データ通信のみだ。
また、UQ mobileに実際に加入することを決断した場合でも、借りたSIMカードは返却しなければならない点にも注意して欲しい。借りたSIMカードはあくまでもTry UQ mobileにおける貸し出しSIMカードであり、実際に加入する場合には新品のSIMカードが改めて用意される。