<▲写真:「Galaxy A22 5G SC-56B」> |
また、対象期間中に購入&応募した方の中から抽選で2021名に「Galaxy Buds2ペアセット」がプレゼントされるキャンペーンが実施されるので、キャンペーンにも注目だろう。本記事ではGalaxy A22 5Gの発表時の資料・写真等から簡易レポートを紹介していきたい。
なお、Galaxy A22 5Gは「いつでもカエドキプログラム」の対象機種にはなっていないので、その点には注意が必要だ。
<▲写真:「Galaxy A22 5G」の展示パネル> |
昨年10月発売の旧モデル「Galaxy A21」と非常によく似た製品で、やはり直接的な後継機種だと感じる。
約5.8インチで解像度がフルHD+のTFT液晶ディスプレイを搭載するAndroidスマートフォンという点は共通しているが、まず、今回のGalaxy A22 5Gではモバイル通信で5Gに対応した。Galaxy A21は4G LTEまでで、下り最大速度は理論的に262.5Mbpsに留まるが、Galaxy A22 5Gの場合は、あくまでも理論値の話ながら5Gで最大2.1Gbpsに対応するため、モバイル通信の性能は大きな違いだと言える。
4G LTEについてもGalaxy A22 5Gは下り最大400Mbpsまで対応している。上り側は5Gで最大218Mbps、4G LTEで75Mbps対応だ。
また、チップセットとメモリも変更となっている。Galaxy A22 5Gは5Gに対応しているため、当然チップセットも変更せざるを得ないが、MediaTek MT6833V(Dimensity 700 5G)を搭載し、メモリは4GBだ。Galaxy A21はSamsung Exynos 7884Bでメモリ3GB。CPUパワーも随分向上した上、メモリも3GBから4GBに増えているため、根本的な基本パフォーマンスが向上している。
実際、これなら「初めてのスマホユーザー」だけでなく、より広い範囲のユーザーをターゲットにできるはず。
バッテリー容量はGalaxy A21では3,600mAhだったが、Galaxy A22 5Gでは4,000mAhだ。本体のサイズはほぼ同じ。Galaxy A21が約150 x 71 x 8.4mm、重さ約159gなのに対してGalaxy A22 5Gは約150 x 71 x 8.9mm、重さ約168gだ。メインカメラは背面に約1,300万画素、前面に約500万画素のものを搭載する。背面のメインカメラのCMOSセンサーのサイズは1/3インチで、レンズのF値は1.9。前面のインカメラは1/5インチサイズのCMOSセンサーと、F値2.0のレンズを搭載する。
電源ボタンを二度押しすることでカメラを素早くする機能もある。
防水・防塵対応、おサイフケータイ対応なども共通だし、FMラジオ機能(ワイドFM対応)も搭載する。
<▲写真:「Galaxy A22 5G SC-56B」の展示パネル。バッテリー容量、かんたんモードなどについて> |
スマートフォンが苦手な方や、スマートフォンが初めての方向けに「かんたんガイドブック」が付いてくるキャンペーンが実施中だし、手軽に扱えるようにする「かんたんモード」も搭載している。よく電話する連絡先をホームに配置できたりするので、かんたんスマホ感覚にすることができる。
<▲写真:左が標準モード、右がかんたんモード。「かんたんガイドブック」のプレゼントキャンペーンも> |
また、スマートフォンの使い方を無料で電話相談できる「Galaxy使い方相談」機能も搭載している。ホーム画面上の専用ボタンからサポートセンターへ手軽に問い合わせ可能だ。
一つ残念なのは、生体認証で対応しているのは顔認証だけで指紋認証センサーは搭載していないという点。とはいえ、スマホが初めての方の場合、いっそ指紋認証よりも顔認証とパターンロックやPINの組み合わせの方が混乱しにくいような気もする。
なお、カラーバリエーションはレッド、ホワイト、ブラックの3色。
<▲図:「Galaxy A22 5G」のカラーは3色。ホワイト、ブラック、レッド> |
GalaxyのAシリーズはコストパフォーマンスだけで比較すると今や必ずしもトップではないかもしれないものの、あまり余計な心配をせずに安定して普通に使えるパフォーマンスを示してくれる機種が多いので、Galaxy A22 5Gもスマホが初めての方や、エントリークラスのスマホ、低価格のスマホを検討している方には有力候補の一つになると思う。