<▲図:「ABCD2021W」は伊豆大島から配信予定> |
まず、最新回のイベント名は「Android Bazaar and Conference Diverse 2021 Winter in Izu Oshima」(略称「ABCD2021W」)。名称からイメージできると思うが、東京都大島町の伊豆大島からの配信となる。
ABCは約半年のインターバルを設けて年2回開催が基本で、コロナ禍以前は大学のキャンパスなどを舞台に「Bazaar(展示会)」と「Conference(講演会)」を軸としたイベントとして実施されてきた。講演会は主に開発者やAndroid関連サービスに携わる方を対象としたテーマとしているが、展示会にはロボットや最新スマホなども展示されていて、大学の学園祭のような雰囲気を持つ、非常にアットホームなイベントだ。
特に近年では展示会に加えてワークショップも開催されるようになり、親子での参加者も増え、幅広い層が楽しめるイベントへと成長していた。
ところが皆さんご存知の通り、今や新型コロナウイルスの存在によってABCも変化せざるを得なくなり、コロナ禍では基本的にオンライン開催が中心となっている。今回も同様にオンラインで講演会のみを配信する形式を採用している。
さて、前置きが長くなったが、公開された暫定スケジュールを確認していきたい。
基調講演にはデジタル庁のAndroidエンジニアでもある、シーリス代表の有山圭二氏が招かれ、「COCOA 1.4.0 障害はなぜ起きたのか」をテーマに講演を行う。続くもう一つの基調講演は日本Androidの会の初代理事長である丸山不二夫氏が登壇予定だ。ただし、現時点では「調整中」とされている段階。
基調講演の後は招待講演が2つ用意されている。
IPA 社会基盤センター DX推進部の三部良太氏による「IPAによる企業のDX推進支援事業の状況(仮)」、そしてクリエイティブユニバース代表取締役/フリーランス・クリエイターの駆け込み寺/UI/UXデザイナーである樫本祐輝氏による「コロナ禍で進んだテレワークと在宅勤務・フリーランス事情の変化(仮)」だ。
12時10分からはお昼休憩を挟み、午後のセッションは13時に開始となり、複数のセッションが予定されている。
一部のセッションは調整中とされているが、ディップ 堀田奈津実氏による「バイトルアプリチームの推しコミュニケーションツール(仮)」、NTTテクノクロス 神原健一氏によるFlutter関連のセッションなど、すでに実施が決まっているものもある。
<▲図:「ABCD2021W」の講演スケジュール(※2021年12月3日時点での公開情報。最終的なスケジュールは公式ページなどでご確認下さい> |
詳細はIT勉強会の支援プラットフォームである「connpass」上の「Android Bazaar and Conference Diverse 2021 Winter」のイベントページで確認して欲しい。参加申し込みも同ページで行うことができる。
また、各セッションの実際の配信はYouTubeで行われる予定となっている。
情報元、参考リンク