<▲図:「OPPO A55s 5G」> |
通信キャリアではソフトバンクと楽天モバイルが取り扱い、格安SIM各社、家電量販店や通販サイトからも販売される。メーカー希望小売価格は33,800円(税込、以下同)だが、もちろん実売価格は各社で異なり、割引やポイント還元キャンペーンなどを考慮した実売価格は最安で13,000円前後となりそうだ。
具体的には楽天モバイルが通常価格32,800円での販売だが、最大20,000ポイント還元によって実質的に12,800円相当、格安SIMの「OCN モバイル ONE」では通常価格24,668円の設定だが、発売記念特価として約1カ月間、13,000円で販売する。
もちろん通信キャリア、格安SIMで超格安で購入するには音声対応SIM/通信サービスとのセットという形にはなるが、相当安価に購入できるので有力選択肢の一つになると思う。
OPPO A55s 5Gの概要
軽いスマートフォンはもちろん他にもあるが、OPPO A55s 5Gは、6.5インチのディスプレイを搭載し、4,000mAhのバッテリーを装備しつつ、約178gと軽く、8.2mmと薄いボディが特徴となっている。
<▲図:「OPPO A55s 5G」の特徴とボディについて> |
ディスプレイ周辺のベゼル(額縁部分)も十分狭く、ボディ幅は約74.7mmに抑えられている。
ディスプレイの解像度は2,400 x 1,080ドットで、リフレッシュレート90Hz対応のTFT液晶。リフレッシュレートは設定で60Hzと90Hzを変更できる。
バッテリーに関しては容量は6.5インチスマホとしては標準的だと思うが、残量が5%に減った状態でも「超省エネモード」を使えば1.5時間のテキストチャットが可能だとしている。「超エネモード」は「OPPO A73」にも搭載されていて筆者も使ったことがあるが、このモードではシステムパフォーマンスを落とすと共に、同時に実行できるアプリの数を制限することで消費電力を抑える。具体的にはOPPO A73の場合は6個で、例えばChromeを起動した場合は自動的にダークモードが適用されるなど、随所に電力消費を抑える設定が施され、GPS(位置情報)も使えない状態となる。
かなり制限されるので普段から使うモードではないものの、緊急時には役立つかもしれない。
充電はOPPO純正ACアダプター(10W)を使用した場合は約140分間でフル充電できる。
OSはAndroid 11ベースの「ColorOS 11」で、もちろん普通に「Google Play」を使って様々なAndroidアプリをインストールできるので、普通のAndroidスマートフォンと同じだと捉えて問題ない。せいぜい「設定」アプリのリストの並び/項目が多少異なる程度で、その他の要素は気にならない程度の違いだ。
メモリは4GB、ストレージ容量は64GBと、一般的なエントリースペックのスマホと同程度だが、Snapdragon 480 5Gはそれなりに動くため、エントリースマホとしては十分なパフォーマンスを発揮してくれそうだ。最大1TBまでのmicroSDXCカードもサポートする。ただし、microSDカードトレーは、SIMカードトレーの1つと兼用なので、microSDカードを使う場合にはSIMカードトレーの1つは諦める必要がある点には注意が必要だ。SIMカードトレーは2つともnanoSIM規格。とはいえ、OPPO A55s 5Gは、eSIMもサポートしているので、あまり気にしないでいいだろう。
対応バンド(周波数帯)は下記の通り(SIMフリーモデルの場合)。
- 5G NR:n3/n28/n77/n78
- FDD LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28
- TD LTE:Band 38/39/40/41/42
- WCDMA:Band 1/2/4/5/6/8/19
- GSM:850/900/1800/1900MHz
本体カラーのバリエーションはブラックとグリーンの2色で、背面はマットな仕上げになっている。
<▲図:ディスプレイとカメラの特徴> |
カメラはリアがデュアルカメラで、フロントはシングルカメラとなっている。リアカメラは約1,300万画素の広角カメラと約200万画素の深度センサーの構成。フロントカメラは約800万画素。
その他のスペックは、Wi-FiがIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth 5.0など。
注意したいのは「おサイフケータイ」「指紋認証」には非対応だという点。また、スピーカーもモノラルとなっている。もちろん音楽鑑賞の中心はイヤホン/ヘッドホンの方が多いとは思うが、動画視聴の際はスピーカーから音を出すことが多いと思うので、サウンド面では若干物足りないかもしれない。イヤホン使用時に関してはハイレゾ対応となっているし、有線イヤホン/ヘッドホンに関しては、3.5mmオーディオ端子が搭載されているので使いやすいはずだ。
生体認証は顔認証のみなので、もし顔認証の精度やスピードが微妙な場合にはパターンロックなどのみにした方が使い勝手が良いかもしれない。
一方でIPX8/IP6X相当の防水・防塵には対応しているので、雨の日の屋外、キッチン等の水回りでの使用は安心だ。
販売チャネル
通信キャリア
格安SIM
ECサイト/量販店
情報元、参考リンク