<▲図:「AQUOS sense6」> |
今回の「OCN モバイル ONE」の音声対応SIMとのスマホセット販売における注目ポイントは、1カ月間の期間限定で実施される特別価格での販売だ。
特別価格の具体的な数字は26日の販売開始日に公開予定とのこと。それまで具体的な価格は不明ながら、およそのラインを推測することはできる。というのも、特価販売終了後の通常販売時における「MNP割引」の額は公開されているからだ。
「OCN モバイル ONE」の音声対応SIMとのスマホセット販売では、大抵の機種において約2週間の期間限定で発売記念セールが行われる。その時の特価は、通常販売時のMNP割引適用後の額に近いことが多い。
そのため今回のAQUOS sense6でもMNP割引適用後の額に近い範囲に特価が設定される可能性が高いだろう。
まず、4GB/64GBモデルの通常価格は31,460円(税込、以下同)だ。実はこの時点で端末単品での量販店等での販売価格よりもかなり安い。ここに、他社からの乗り換え(以下、MNP)での加入の場合には「MNP割引」を適用できる。適用後の価格は17,160円だ。
すなわち1カ月間の特価販売終了後でも、MNPの場合には17,160円で購入できることになる。
一方、1カ月間の特価販売期間においては、MNPでなくとも、この額に近い価格での提供となることが予想される。17,160円前後だろう。
気になるのは、今回のプレス発表時点では6GB/128GBモデルの特価販売に関する言及がないことだが、もしかすると6GB/128GBモデルでは特価販売を行わないのかもしれない。6GB/128GBモデルの通常価格は34,347円で、MNP割引適用時の価格は20,047円だという。仮に特価販売がなくともMNPなら20,047円まで下がる。
また、「OCN モバイル ONE」公式サイト及び「goo Simseller」では様々なセール・キャンペーンがほぼ常に実施されていて、その時々でセール対象機種は変わるものの、いずれAQUOS sense6の6GB/128GBモデルもセール対象になるはずなので、万一発売記念特価販売が実施されずとも、それを待つのも手だろう。
仮に特価販売が行われた場合、その特価は現時点では4GB/64GBモデル同様分からないが、通常価格とMNP割引適用後の価格はいずれも約3,000円の差なので、総合的な満足度は6GB/128GBモデルの方が高いだろう。
それだけに、6GB/128GBの販売計画についても早く知りたいところだ。
→「OCN モバイル ONE」公式サイト
なお、AQUOS sense6は、通信キャリア向けモデルがNTTドコモ(以下、ドコモ)、au、楽天モバイルで先行発売されていて、今回はSIMフリーモデルの登場となるが、非常に期待の高いスマートフォンだ。
<▲図:「AQUOS sense6」の背面と側面> |
Android 11、Qualcomm Snapdragon 690 5G、メモリは4GBもしくは6GB、ストレージは64GBもしくは128GB、ディスプレイは約6.1インチ、解像度2,432 x 1,080ドットのIGZO OLEDで、バッテリー容量は4,570mAh。いわゆるミドルエンドスペックの機種だが、約152 x 70 x 7.9mm、重さ約156gと、薄く軽いボディは持ちやすく、デザインも悪くない。
<▲図:「AQUOS sense6」のSIMフリーモデルの基本スペック表> |
もちろんモバイル通信では4Gのみならず5Gに対応し、対応する通信方式/バンド(周波数帯)は下記の通り。
- 5G:n3、n28、n77、n78、n79
- 4G:B1、B3、B5、B8、B18、B19、B38、B39、B41、B42
- 3G:B1、B5、B8
- GSM:850、900、1800、1900MHz
おサイフケータイ対応、防水・防塵対応、リアに3眼カメラ、フロントに約800万画素のカメラを搭載する。
カラーバリエーションはライトカッパー、シルバー、ブラックの3色だ。