<▲図:「Xiaomi 11T Pro」の特徴> |
Xiaomi 11T及びXiaomi 11T Proは11月5日、Xiaomi Pad 5はストレージ容量が128GBのモデルは10月21日、256GBモデルは11月末、別売りオプションの「Xiaomi Smart Pen」は10月21日、Redmi Buds 3 Proは10月29日、Mi Smart Speakerは11月下旬以降に発売予定となっている。
本記事ではXiaomi 11Tシリーズについて紹介していきたい。Xiaomi Pad 5などは別記事で扱う予定。また、Xiaomi 11T、Xiaomi 11T Proなどの実機のレビュー記事についても予定しているのでお待ち頂きたい。
Xiaomi 11T Proについて
Xiaomi 11T Proの販売チャネル、価格等
Xiaomi 11T Proの発売日は前述の通り11月5日の予定。 販売チャネルはシャオミの公式通販サイトMi.com、Amazon.co.jp、格安SIM各社、家電量販店等となっていて、価格は販売店によって異なるが、市場想定売価はストレージが128GBのモデルは69,800円(税込、以下同)、ストレージが256GBのモデルは79,800円とされている。なお、10月21日から11月4日までに予約した方を対象に台数限定ながら5,000円割引となるキャンペーン特典が用意されている。Xiaomi 11T Proは128GBモデルと256GBモデルを合わせて1,300台まで、Xiaomi 11Tは1,600台までとなっていて、これはMi.comだけでなく家電量販店等も含めて。ただし、格安SIMの他、下記リスト中で「※」が表示されたチャネルは対象外。また、Amazonでは5,000円割引はクーポンの形で提供されていて、クーポンは10月25日までとなっている。
すでに公開されている販売チャネルは下記の通り。
●メーカー公式サイト
●格安SIM/スマホサービス ※
- OCN モバイル ONE(goo Simseller)
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
●通販
●家電量販店
Xiaomi 11T Proの特徴
Xiaomi 11Tシリーズは、シャオミが日本市場に投入する製品としては初となるフラッグシップクラスのスマートフォンとなる。よりグレードが上の製品がXiaomi 11T Proで、Xiaomi 11Tよりも若干高価。<▲図:6.67インチの高性能有機ELディスプレイをXiaomi 11Tシリーズは搭載する> |
最大の特徴は、1億800万画素の広角カメラ、リフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイ、大容量5,000mAhのバッテリー、高品位のデュアルスピーカーなど。特にXiaomi 11T Proは、ハイパーチャージ機能によって最大120Wでの超急速充電が可能となっている点が唯一無二の魅力。僅か17分間でフル充電できてしまう。
Qualcomm Snapdragon 888による強力なパフォーマンスも魅力(Xiaomi 11TはMediaTek Dimensity 1200-Ultra)。また、「おサイフケータイ」にも対応しているので、日常利用にも便利だ。
背面のアウトカメラは、約1億800万画素の広角カメラ、テレマクロカメラ、120度の超広角カメラによる3眼構成となっている。純粋に高品質な写真/動画を撮影できるほか、動画撮影ではオーディオズーム機能によって、撮影対象にズームインしてのサウンド体験が可能となっている。
ディスプレイはリフレッシュレート120Hz対応の他、480Hzのタッチサンプリングレートでのタッチ操作検出が可能となっていて、画面の明るさも最大1000nitsとなっている。
前述したバッテリー及び急速充電に関しては、17分でのフル充電の他、10分で72%までの充電が可能なので、本当に僅かな時間でスマホを使える状態にできる。72%だと通話は11時間、動画再生は7時間、ナビゲーション機能なら5時間、動画録画(1080p)なら2時間程度に相当する。
<▲図:最大120Wの超急速充電を安全かつ効率的に行うためのグラフェンデュアルセルバッテリー> |
また、超急速充電が可能なことで安全性も気になるところだが、TUV Rheinlandの急速充電システム安全認証を取得している。800回の充電サイクル後でも80%のバッテリー容量が残るほどの低劣化という点も特徴。
カラーバリエーションはメテオライトグレー、ムーンラインとホワイト、セレスティアルブルーの3色。
<▲図:「Xiaomi 11T Pro」のカラーバリエーション> |
Xiaomi 11T Proの保証等
メーカー保証は2年間。また、2021年11月5日から30日以内に購入した場合には6か月間のディスプレイの破損保証がつく。1回だけディスプレイの無料交換ができる。Android OSのメジャーバージョンアップは3回まで保証し、セキュリティアップデートは4年間保証される。
Xiaomi 11Tとの違い
Xiaomi 11T ProとXiaomi 11Tは共通する部分が多く、ディスプレイサイズも6.67インチ、ボディサイズも約76.9 x 164.1 x 8.8mmで同じ。バッテリー容量も5,000mAh。重さも1g差。Xiaomi 11T Proが204g、Xiaomi 11Tが203g。大きな違いは5点。
まずはCPUとメモリ、ストレージ構成で、Xiaomi 11T ProはQualcomm Snapdragon 888、Xiaomi 11TはMediaTek Dimensity 1200-Ultra、メモリ/ストレージの組み合わせはXiaomi 11T Proが8GB/128GB、8GB/256GBの2種類なのに対して、Xiaomi 11Tは8GB/128GBのみ。
次に、バッテリー容量は同じだが、急速充電機能が異なる。Xiaomi 11T Proは最大120Wのハイパーチャージ対応だが、Xiaomi 11Tは最大67Wのターボチャージ対応に留まる。Xiaomi 11Tの場合は36分でのフル充電。
そして「おサイフケータイ」対応はXiaomi 11T Proのみとなっている。「Dolby Vision」「SOUND by harman/kardon」への対応もXiaomi 11T Proのみ。
<▲図:Xiaomi 11T Proにはharman/kardon監修のデュアルスピーカーを搭載する> |
実際に日常利用する上で大きな影響を及ぼす可能性があるのはCPUパフォーマンスと急速充電対応の違い、そしておサイフケータイへの対応有無だろう。
Xiaomi 11Tについて
Xiaomi 11Tの販売チャネル、価格等
Xiaomi 11Tの発売日は前述の通り11月5日の予定。販売チャネルはシャオミの公式通販サイトMi.com、Amazon.co.jp、格安SIM各社、家電量販店等となっていて、価格は販売店によって異なるが、市場想定売価は54,800円とされている。
なお、Xiaomi 11T Proの項目でも書いたように、10月21日から11月4日までに予約した方を対象に台数限定ながら5,000円割引となるキャンペーン特典が用意されている。格安SIMの他、下記リスト中で「※」が表示されたチャネルは対象外。また、Amazonでは5,000円割引はクーポンの形で提供されていて、クーポンは10月25日までとなっている。
すでに公開されている販売チャネルは下記の通り。基本的にはXiaomi 11T Proと同じだが、格安SIMにおいてBIGLOBEモバイルはXiaomi 11T Proのみで、Xiaomi 11Tは扱わない。
●メーカー公式サイト
●格安SIM/スマホサービス ※
- OCN モバイル ONE(goo Simseller)
- IIJmio
●通販
●家電量販店
Xiaomi 11Tの特徴
Xiaomi 11Tは、Xiaomi 11T Proの項でも触れたように、基本的にはXiaomi 11T Proと共通した部分が多い。そのため美しい表示性能を誇り、リフレッシュレート120Hz対応の6.67インチのディスプレイ、約1億800万画素の広角カメラ、テレマクロカメラ、超広角カメラから構成される3眼アウトカメラ、5,000mAhのバッテリー、「Dolby Atmos」対応デュアルスピーカー搭載などは共通。
一方で、急速充電は最大67Wのターボチャージに留まる点、おサイフケータイや「Dolby Vision」には非対応だったり、「harman/kardon」監修スピーカーではない点なども違う部分だ。
カラーバリエーションはメテオライトグレー、ムーンラインとホワイト、セレスティアルブルーの3色で、こちらもXiaomi 11T Proと同じラインナップ。
<▲図:「Xiaomi 11T」のカラーバリエーション> |
Xiaomi 11Tの保証等
保証周りはXiaomi 11T Proと同じ。メーカー保証は2年間。また、2021年11月5日から30日以内に購入した場合には、6か月間のディスプレイの破損保証がつく。
Android OSのメジャーバージョンアップは3回まで保証し、セキュリティアップデートは4年間保証される。