<▲図:「Xiaomi Pad 5」> |
Xiaomi Pad 5にはストレージ容量が128GBのモデルと256GBのモデルが用意され、128GBモデルは21日に発売、256GBモデルは11月末に発売予定。また、Xiaomi Pad 5に対応するスタイラス「Xiaomi Smart Pen」は10月21日に発売となっている。
本記事ではXiaomi Pad 5の紹介をしていきたい。後日、実機レビュー記事も公開予定だ(※レビュー記事を公開しました)。Xiaomi 11T及びXiaomi 11T Proはこちらの記事を参照して欲しい。
Xiaomi Pad 5について
Xiaomi Pad 5の特徴
Xiaomi Pad 5はシャオミが日本市場に投入する初のAndroidタブレット。同社は「Redmi」シリーズ、「Mi」シリーズなど、比較的低価格帯のスマートフォンから順次投入し、今回、初となるフラッグシップクラスのスマートフォンXiaomi 11Tシリーズを発売するが、それに合わせてハイスペックタブレット、Xiaomi Pad 5も送り出す。Xiaomi Pad 5はプライベートでも仕事でも使えるスペックの高い製品。
<▲図:「Xiaomi Pad 5」のカラーバリエーションと「Xiaomi Smart Pen」> |
キャッチコピーは「Play hard, work smart」で、仕事やエンターテインメントの需要を満たすことのできる端末として設計されている。それは単にアプリケーションを快適に動かせるだけに留まらず、True Displayの美しい表示性能や低ブルーライト機能などによって目への負担を軽減するなど、サポート的な面も含めてだ。
ディスプレイは11インチ、解像度2,560 x 1,600ドット(275ppi)、リフレッシュレート120Hz、輝度500nits、DCI-P3サポート、「Dolby Visoin」対応の液晶ディスプレイで、縦横比16:10。
オーディオに関してもエンターテインメント用途の満足感を高めるべく4スピーカーシステムを搭載している。大型のスピーカーによってパワフルなサウンド体験ができるという。また、「Dolby Atmos」対応で、サラウンド体験も十分優れた品質にあるようだ。音楽再生に関してはハイレゾに対応している(ワイヤレスにも対応)。
<▲図:クアッドスピーカーシステムを搭載> |
端末のパフォーマンスを司る心臓部のCPUにはQualcomm Snapdragon 860を採用。メモリは6GBで、ストレージは前述したように128GB、もしくは256GB。メモリはLPDDR4X RAMで、ストレージはUFS3.1。
そしてバッテリーは非常に容量が大きい。8,720mAhのバッテリーを搭載することで長時間の連続駆動も可能だ。参考情報として、音楽なら5日間以上、動画なら16時間以上、ゲームなら10時間以上は連続駆動できる、としている。もちろん、実際の駆動時間はディスプレイ輝度やネットワーク利用状況、アプリ次第で変動するだろうが、根本的にバッテリー容量が大きいのは魅力だ。
<▲図:大容量バッテリーを搭載し、最大33Wでの急速充電に対応> |
ネットワーク関係では、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothは5.0サポート。Wi-Fi6に対応していないのはやや意外だが、それ以外は基本的にハイスペック端末ならではの仕様となっている。
OSはAndroid 11ベースの「MIUI 12.5 for pad」。
11インチの画面を効果的に使えるように画面分割での2アプリの同時表示の他、ミニウインドウ表示などにも対応しているので、何かをしながら他の何かをするとか、参考情報を確認しながら何かの作業をするといったPCライクの使い方も勿論できる。
カメラはフロントとリア、どちらも搭載していて、フロントは約800万画素、リアは約1,300万画素で、いずれもシングルカメラとなっている。
本体サイズは約254.69 x 166.25 x 6.85mm、重さは約511g。カラーバリエーションはパールホワイト、コズミックグレーの2色。
そして、別売りオプションのスタイラス Xiaomi Smart Penに対応する。
<▲図:「Xiaomi Smart Pen」の使用イメージ> |
Xiaomi Smart Penは市場想定価格が11,800円(税込、以下同)と、それなりに高価なので少々手を出しにくいかもしれないが、Xiaomi Pad 5を手書きメモ用途に本格的に使う予定の方、イラスト作成などに使う予定のとっては必須アイテムかもしれない。Xiaomi Smart Penは4,096段階の筆圧感知に対応し、内蔵バッテリーの充電はXiaomi Pad 5の長辺側のドッキングエリアにマグネットで固定するだけでワイヤレス充電で行われる。10秒間のワイヤレス充電だけで約20分間使用できる。フル充電には約18分間掛かる。
Xiaomi Pad 5の販売チャネル、価格等
Xiaomi Pad 5の発売日は前述の通り、メモリ/ストレージ容量別に異なる。6GB/128GBモデルは10月21日、6GB/256GBモデルは11月末の予定。販売チャネルはシャオミの公式通販サイトMi.com、Amazon.co.jp、格安SIM各社、家電量販店等となっていて、価格は販売店によって異なるが、市場想定売価は6GB/128GBモデルは43,780円、6GB/256GBモデルは54,780円とされている。モバイル通信には非対応のXiaomi Pad 5だが、格安SIMの「OCN モバイル ONE」(goo Simseller)、「IIJmio」も取扱い、「OCN モバイル ONE」の音声対応SIM/サービスと「Mi 11 Lite 5G」、そしてXiaomi Pad 5のセット商品が57,000円で10月22日11時から発売予定。IIJでは単品販売かもしれない。
すでに公開されている販売チャネルは下記の通り。
●メーカー公式サイト
●格安SIM/スマホサービス
- OCN モバイル ONE(goo Simseller)
- IIJmio
●通販
●家電量販店
また、Xiaomi Smart Penは主に下記の3チャネルでの販売となるようだ。
Xiaomi Pad 5の保証等
Xiaomi 11Tシリーズはメーカー保証2年間に、11月5日から30日以内に購入した場合に限りディスプレイの破損保証が6か月間付帯するなど豪華なサポート内容だが、Xiaomi Pad 5は、同社の通常の製品と同じメーカー保証1年間となっている。情報元、参考リンク