<▲図:「静電ホバータッチディスプレイ」をショッピングモールの案内用サイネージとして使用するイメージ(斜め置き)> |
静電ホバータッチディスプレイ自体は、静電容量方式のタッチパネルを採用している。すなわち、スマートフォンやタブレットなどと同じだ。
しかし、新開発の高感度タッチコントローラーによって、ディスプレイの表面から最大で約5cm離れた位置にある指でも高精度で検知できるという。
<▲図:約5cm離れた位置の指の動きを検知できる> |
これによって、ディスプレイに触れずに指を浮かせた状態でも通常のタッチ操作と同じ操作を行うことが可能となる。しかも、手袋をした指でも検知できるため、冬の寒い時期での一般使用はもちろん、手袋を装着して作業する業種などにも適しているだろう。
<▲図:公共施設向け受付端末としての使用イメージ(斜め置き)> |
静電ホバータッチディスプレイのサイズは15インチ程度の中型から55インチ程度の大型まで幅広く展開可能。
シャープとしては店舗のセルフオーダー端末、公共施設・商業施設の受付端末、案内用のデジタルサイネージなどでの使用を想定しているようだ。また、高い水準の衛生管理が求められる食品・薬品工場や、手に油や汚れが付着しやすい生産現場などでの使用にも適しているものと考えている。
<▲図:店舗の案内用デジタルサイネージ(縦向き設置)での使用イメージ> |
<▲図:飲食店のセルフオーダー端末(縦向き設置)での使用イメージ> |
静電ホバータッチディスプレイは、19日から22日まで開催される「CEATEC 2021 ONLINE」に出展される予定。
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