<▲図:「moto g50 5G」> |
しかも、音声通話SIMとのセット価格が17,484円(税込、以下同)と魅力ある価格設定の上、他社からの乗り換え(以下、MNP)の場合には割引適用にて超特価の3,184円まで下げることが可能となっている。
→OCN モバイル ONE公式サイト
「moto g50 5G」の市場想定価格は約3万円。実際、Motorola公式通販サイトでは32,800円(税込、以下同)で、家電量販店でもほぼ同じ価格設定帯だ。
一般的に「OCN モバイル ONE」など格安SIMでの販売においては音声通話SIMとのセット販売ではある程度の割引が適用されるため、端末を安価に購入できる候補としては真っ先にあがるが、中でも「OCN モバイル ONE」は毎回最安もしくは最安級で最有力候補となっている。加えて、「OCN モバイル ONE」は、通信プランの料金も安く、NTTドコモ回線のカバーエリアも広く、「OCN モバイル ONE」での実際の通信速度も十分速いということもあり、お勧めしやすい。
今回「OCN モバイル ONE」では、前述したように「moto g50 5G」の通常価格を17,484円に設定。
通常価格なので発売から2週間限定といったような期間制限もない。そのため、急がずとも構わないという点も嬉しい。もちろん分割支払いも可能で、24回分割時の毎月の支払額は728円。
さらに、MNPの場合には13,000円の割引(税抜き価格に対しての割引なので、税込相当だと14,300円引きになる)が用意されているので、MNPなら17,484円 - 14,300円 = 3,184円になる。
非常に安価に入手できる「moto g50 5G」だが、エントリークラスの端末ながらカメラ機能が非常に優れているなど、魅力が多く、今年のMotorolaのエントリー製品の中では現時点では最もお勧めしやすい端末と言っていいだろう。
詳細やカメラの撮影例は「moto g50 5G」の詳細記事を参照して欲しいが、本記事でも概要をお伝えしたい。
基本スペックは、OSがAndroid 11、CPUがMediaTek Dimensity 700オクタコア(2.2GHz x 2 + 2.0GHz x 6)、メモリは4GB、ストレージは128GB、外部ストレージはmicroSDカードで最大512GBまでサポート、ディスプレイは約6.5インチ、解像度1,600 x 720ドットのIPS液晶、バッテリー容量は5,000mAhで、モバイル通信では4Gに加えて5Gにも対応する。
本体サイズは約167 x 76.4 x 9.26mmで、重さは約206gだ。
<▲図:「moto g50 5G」の基本スペック表> |
「moto g50 5G」が今年のMotorolaのエントリークラス製品の中でもお勧めしやすいとした理由は、この基本スペック部分に多く含まれている。
CPUがある程度のパフォーマンスを期待できるDimensity 700であることは勿論、ディスプレイ解像度が1,600 x 720ドットのHD+でありながら視野角の広いIPS液晶で、リフレッシュレート90Hzにも対応しているという点、この2点の場合でメモリ4GBなら十分以上のパフォーマンスで動く。ストレージが128GBあるので、仮に動画を沢山撮るような使い方をしても問題ない上、microSDカードスロットを搭載し、バッテリー容量も5,000mAhあり、仮に5G通信時間が多かろうと十分に長時間駆動できるという点、多くの良い要素がある。
Wi-FiもWi-Fi6にこそ非対応だが、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠で十分だしBluetoothも5.0対応、NFC対応(FeliCaには非対応)、指紋認証と顔認証に対応、防水・防塵対応(IP52相当)と、一般的に必要とされる仕様をサポートしている。
それでいてMotorolaのAndroidスマートフォンは「ピュアAndroid」を特徴としていて、Googleの「Pixel」シリーズ並みにシンプルで安定しているという点も大きな魅力だ。余計なカスタムホーム/UIがないので操作系に癖はなく、メニュー周りに悩まされることなく使えるというのは安心できる要素だ。プリインストールアプリもGoogle純正アプリに留まり、余計なサードパーティアプリがなくシンプル。玄人だけでなく、スマホ初心者にとってもシンプルな構成の方が分かりやすいと思う。
また、今回の「moto g50 5G」はカメラ性能も高く、エントリークラスの製品とは思えないほど高いクオリティの写真を撮影できる点も嬉しい。
その撮影例は先ほど紹介したこちらの記事を参照して欲しいが、背面の3眼カメラのうちメインカメラに約4,800万画素のCMOSセンサーとF値1.7と明るいレンズを採用しており、かなり良さそうだ。3眼のうちの残る2つはマクロカメラと深度センサー。マクロカメラ搭載によって接写も可能だし、深度センサー搭載によって背景が綺麗にボケたポートレート写真を撮影することもできる。
入出力端子はUSB Type-C、3.5mmオーディオ端子で、有線イヤホン/ヘッドホンを使えるし、右側面には上から順に「Googleアシスタントキー」「ボリュームキー」「電源キー」があり、GoogleアシスタントキーはワンタッチでGoogleアシスタントを使えて便利だし、電源キーには指紋認証センサーを搭載しているので、これまたワンタッチでスリープ解除とロック解除ができて便利だ。
<▲図:上面と下面> |
<▲図:左側面と右側面。右側面は上から順に「Googleアシスタントキー」「音量キー」「電源キー(指紋認証センサー搭載)」の並び> |
SIMカードはデュアルSIM対応(DSDS対応)で、2枚のnanoSIMカードを同時使用できる。ただし、スロット(トレー)の1つはmicroSDカードと兼用なので、microSDカードを使う場合にはSIMカードは1枚しか使えない。
対応する通信方式、バンド(周波数)は下記の通り。
- 5G:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
- 4G LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/41/42/43/66
- 3G:B1/2/4/5/8/19
- GSM:850/ 900/1,800/1,900MHz
なお、今回「OCN モバイル ONE」では発売記念セールキャンペーンではなく通常販売で17,484円、MNPの場合に3,184円という価格設定にしているが、早々に売り切れる可能性も十分に考えられる。とても安価なモデルとして5月に登場した「moto g30」も注文が殺到していたので、「moto g50 5G」がより高い人気を誇っても全く不思議ではない。しかし、仮に売り切れて「品切れ」表示になったとしても、大抵は「OCN モバイル ONE」では暫くすると再入荷/再販されるし、商品やタイミングによっては毎日再販する形式の場合もあるので、定期的に公式サイトをチェックしていれば、購入できる機会が訪れると思う。