<▲図:「OCN モバイル ONE」「OCN 光」などOCNの対象サービスで「dポイント」が貯まったり、使えるようになった!> |
対象のOCNサービスの利用に応じてdポイントが貯まる上、利用料金の支払いに充当させることもできる。dポイントは今や実店舗も含めて非常に多くの分野のショップ/サービスが対応しているため、貯めたり使う場所には困らない。dポイントをメインのポイントサービスとして日常的に活用している方にとっては、ポイントの面からも「OCN モバイル ONE」等の魅力が増したと言っていいだろう。
本記事ではOCNサービスのdポイント対応について簡単に説明していきたい。
OCNサービスのdポイント対応について
メリット
まずはメリットから見ていきたい。先ほど書いたように、OCNサービスが元々連携していたgooポイントは現在のdポイントと比べて使用範囲が限定されていた。OCNサービス利用料金への充当やプレゼント抽選への応募、dポイントとの交換程度だ。dポイントとの交換も現在は等価交換の準備が進んでいるものの、以前はgooポイント200ポイントに対してdポイント125ポイントと、目減りしていたので、あまり嬉しくない。
ところが、dポイントは普及した共通ポイントサービスなので、加盟店/サービスが様々な分野に広がり、数も多い。加えて、dポイントはほぼ定期的に様々なキャンペーンが行われているので、多くポイントを貯められる機会も多い。
さすがに「OCN モバイル ONE」の利用料金でdポイントを大量に貯めることは現実的ではないと思う。利用額100円(税抜)に対して1ポイントなので、月額1,000円前後のコースで毎月10ポイント程度に留まる。ところが、他で貯めたdポイントを「OCN モバイル ONE」で利用することに関しては非常に大きな魅力だ。gooポイントよりも他で貯められる可能性が段違いに大きいため、月々の「OCN モバイル ONE」の利用料金の大部分を簡単に貯められる方も多いと思う。
dポイントを貰えるキャンペーンも将来的には様々な形で提供される可能性があるかもしれない。
また、すでに家族数人でドコモの携帯電話サービスを利用中の方にとってもメリットだろう。特に「dカード GOLD」ユーザーの場合、ドコモの携帯電話料金に応じて付与されるdポイントは1,000円(税抜)につき100ポイント。10,000円なら1,000円付与される。大容量プランを契約している方のいる家庭なら、付与ポイントで「OCN モバイル ONE」の料金を賄えてしまうかもしれない。シニア層の方や小中学生など、使用データ量の少ない家族の新規加入回線として「OCN モバイル ONE」を選ぶというのも良さそうだ。特に10月21日からは全国のドコモショップでの「OCN モバイル ONE」の取扱いも開始となっているので、「OCN モバイル ONE」はより身近になっていくはず。
→OCN モバイル ONE 公式サイト
OCNサービスでdポイントを貯めるには?
「OCN モバイル ONE」や「OCN 光」など、対象のOCNサービスの利用に応じてdポイントを貯めるには、OCNの契約情報とdアカウント情報を連携させる設定が必要。これは既存のOCNユーザーの場合も同様で、ユーザーにはメールでの案内も届いていると思う。<▲図:「OCN ID」との連携について> |
具体的には「OCNお客さま番号」が紐づいた「OCNメールアドレス」(OCN ID)をdアカウントと連携する。この連携のやり方に関しては、こちらのページ「OCN/dアカウント連携について」で詳しく紹介されているので参照して欲しい。
OCNの対象サービスにおけるdポイントの付与率は1%。正確には利用料金100円(税抜)に対して1ポイント付与される。ドコモの携帯電話サービスの場合と異なり、「dカード GOLD」使用による付与率10%の特典は無い。
なお、「OCN モバイル ONE」などOCNの通信サービスを契約すると基本的に「OCNメールアドレス」が発行される。話はポイントサービスから逸れるが、ISPドメイン(「ocn.ne.jp」など)のメールアドレスが欲しい場合に「OCN モバイル ONE」は格安の選択肢の一つだ。
OCNサービスでdポイントを使う
対象のOCNサービスの利用料金の支払い時にdポイントを充当させることができる。100ポイント単位で充当可能で、ポイントの換算レートは、1ポイント=1円。100ポイントを充当させると、利用料金から100円が割引されることになる。ただし、反映時期は約1カ月後から2カ月後なので、少し先の支払い時に使われることになる。gooポイントのサービス終了や既存ユーザーの対応について
<▲図:「gooポイント」のサービス終了についての案内の一部> |
gooポイントのサービス終了及び既存のユーザーへの案内については、こちらのページ「gooポイント サービス終了について」で詳細が紹介されている。前述したように、既存ユーザーにはメールでの案内も届いているはずだ。
既存ユーザーで、保有gooポイントが多い方は注意して欲しい。余ったgooポイントは使うかdポイントへの交換をしておくべきだが、交換レートは本記事執筆時点では200gooポイントに対してdポイント125ポイント。ところが、現在等価交換の準備が進められているため、交換するならそれを待つべきだろう。レート差が大きいので、gooポイントの今後のお知らせを定期的にチェックすることを勧めたい。