<▲写真:「NURO Mobile」新ロゴと「NEOプラン」ロゴを掲げる亀井氏、神山氏、田中氏> |
「NEOプラン」は音声通話対応のプランで、回線はNTTドコモ(以下、ドコモ)。最大の特徴は、現行プランの「バリュープラス」の通信品質を「標準」とした場合、「NEOプラン」は「高品質」だという点。そして月間高速データ通信量は20GBで、余ったデータ量の翌月繰越に対応し、月額基本料金は2,699円(税込、以下同)だ。
<▲図:「NEOプラン」の概要> |
先ほども述べたように、「NEOプラン」は専用の帯域を確保し、通信品質を高めた点が最大の特徴。一見「バリュープラス」内に月間データ量が20GBのプランが追加されただけだと勘違いしかねないが、実際には「バリュープラス」とは分けて新たに「高品質」通信プランが誕生した形となる。
<▲図:「NEOプラン」と「バリュープラス」の音声通話プランの比較表> |
ソニーネットワークコミュニケーションズは具体的な通信速度目標の数値までは出していないものの「MNOと同等レベルの通信品質を目指す」としている。言葉通り受け止めれば、ドコモを直で利用した場合と同等レベル、仮に及ばなかったとしても近いレベルの品質で通信できる、ということになるだろう。
<▲図:「NEOプラン」と「バリュープラス」の通信品質のイメージ> |
ところが、20GBで2,699円ならドコモで「ahamo」に加入する方が良いのでは? と思いかねない料金設定。「格安SIM」ならではの低コストは感じない。その辺りを補うのが余ったデータ量の翌月繰越対応や、「NEOデータフリー」と呼ばれる新機能、そして国内音声通話料が通常の半額となる30秒あたり11円という点になるようだ。
「NEOデータフリー」の対象SNSは「LINE」「Twitter」「Instagram」で、それらのサービスにおける対象の通信に関しては月々のデータ量20GBを消費しない。
「NEOデータフリー」は「NEOプラン」加入者には標準で付いてくる機能なので、申し込みは不要で、追加料金も掛からない。だが、「NEOプラン」専用機能なので「バリュープラス」では利用できない。
注意したいのは、LINE、Twitter、Instagramの全ての通信がカウントされないという訳ではないということ。特に動画の扱いはSNSによっても異なる。とはいえ、意外と動画の投稿(アップロード)はカウントフリーなど、それなりに悪くない仕様だ。
なお、「NEOプラン」の回線はドコモ回線のみだが、現行プランの「バリュープラス」については今まで通り、ドコモ、au、ソフトバンクの3回線に対応しているので、au回線やソフトバンク回線を使いたい場合にはバリュープラスを選ぶことになる。
ソニーネットワークコミュニケーションズは「NEOプラン」の投入を記念したキャンペーンを2種類計画している。
一つは「Xperia 10 III Lite」を購入して「NEOプラン」に加入する方に向けて、20,000円をキャッシュバックするというキャンペーン。
<▲図:「NEOプラン」申し込みキャンペーンの2つ目は「Xperia 10 III Lite」購入時の20,000円キャッシュバック> |
もう一つはMNPでNUROモバイルに加入してNEOプランに加入する方全員に、基本料金を最大3ヵ月間無料にするというキャンペーン。
<▲図:実施予定キャンペーンの1つはMNPで最大3ヵ月間基本料無料というもの> |
情報元、参考リンク