<▲図:Pixel 6シリーズのローンチイベント告知サイト。スペースキーを長押しすると、テーマを変更できる> |
日本では19日夜、日が明けて20日になって2時間経過してからの開始ということで、リアルタイムでの視聴は難しい方が多いと思うものの、初の自社開発チップ搭載Pixelとして大きな注目が集まる製品だけに、最終的な詳細が明らかになるイベントとして待ち遠しい。
<▲図:自社開発チップ「Tensor」搭載が最大の特徴> |
とはいえ、Pixel 6、Pixel 6 Proについては、ハードウェア、ソフトウェア面での情報はかなり出尽くした状態でもある。ほとんど概要が公開済みの状態にあり、残る重要な未公開情報は発売日と価格だろう。
日本市場ではGoogleの直販ストアである「Google ストア」のほか、通信キャリアではソフトバンクが取り扱いを発表済み。
ソフトバンクではPixel 6とPixel 6 Proの両製品を販売予定だが、Pixel 6 Proの通信キャリアでの取り扱いについては日本ではソフトバンク独占となることも明かされている。一方のPixel 6の他キャリアでの取り扱いは現時点では不明。この点についてもGoogleの発表会で明らかになるかもしれない。
<▲図:ソフトバンクはPixel 6シリーズの取り扱いを発表済み> |
いずれにしても、端末のみGoogle ストアで購入してNTTドコモやauなどの回線で使うことは勿論可能なので、あまり気にする必要はないかもしれない。とはいえ、キャリアでの購入は回線契約、料金プラン変更も含めてワンストップでできて楽なので、複数キャリアでの展開が望ましい。選択肢さえあれば、後はユーザーが自由に選べばいいだけだが、選択肢が限られてしまうとそうはいかない。
PixelシリーズはOSを開発するGoogleの純正ブランドのスマートフォンだけあり、安心して使える安定した挙動、シンプルなソフトウェア群、シンプルなデザイン、最新バージョンのOSを真っ先に体験できる特典などが魅力。今回のPixel 6シリーズも、最新のAndroid 12を搭載する点が魅力の一つとなっている。Android 12ではUIのデザイン含めた多彩なカスタマイズ機能がPRポイントとなっていて、自分だけのオシャレ仕様にできるので、購入後はカスタマイズにも時間をかけてしまいそうだ。
このカスタマイズ機能の魅力は、今回の告知サイトでも体験できるようになっている。
記事冒頭に掲載した図と下図はPCでのスクリーンキャプチャ画面だが、PCの場合は「スペースキー」を長押し、スマートフォンの場合は「Hold to change moods」と書かれた枠を長押しすることで、テーマ(ムード)を手軽に変更できる。しかも、サウンドの変化まで体験できる。とても楽しく、とても美しい。
<▲図:スペースキーを長押ししてテーマを変更した状態> |
夏も終わり、通信キャリアの秋冬・来春モデルの発表シーズンが近づいてきたが、すでに各メーカーがポツポツと新製品を発表し始めている。
中でもPixel 6シリーズはAndroidスマートフォンの中では非常に有力な製品となるはずで、期待感が募る。