<▲図:「スマホデビュープラン」の概要> |
本記事で紹介するのは、そのような要望に応えるソフトバンクの「スマホデビュープラン」です。音声通話、データ通信がコミコミになっている上、安価な料金設定です。さらに、家族の通信費から割り引くことができる「新みんな家族割」のカウント回線にすることも可能なので、家族全体での通信費の引き下げにも寄与できます(※回線にカウントされますが「スマホデビュープラン」の定額料からの割引はされません)。
しかも、当初は5歳から15歳までのお子さまを対象としていた「スマホデビュープラン」ですが、6月16日より開始となった「U22おトクキャンペーン」によって新規契約の場合に限って16歳から22歳が新たに対象となり、対象年齢が広がりました。また、他社からの乗り換え(MNP)、機種変更でのガラケーからスマホへの切替に関しては、そもそも年齢制限がありません。そして、「スマホデビュープラン」の内容そのものも6月16日付けで強化され、月間データ容量が従来の1GBから3GBに増量されています。
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「スマホデビュープラン」の概要
それでは「スマホデビュープラン」の内容を見ていきましょう。
実は「スマホデビュープラン」は各種基本プランや割引施策をセットにしたサービスの総称で、具体的には下記のプランと割引で構成されています。「スマホデビュープラン」に加入するということは、これらのプランと割引施策を利用するということになります。通常料金、割引額も併記していますが、税込み表記です。
「スマホデビュープラン」を構成するプランと割引施策
- 基本プラン(音声):1,078円
- データプラン3GB(スマホ):1,650円
※「おうち割 光セット」など併用できないサービスがあります。- 5Gサービス利用料(※5Gスマホを使う場合):0円
- 準定額オプション+:880円
- 1年おトク割+(12ヵ月間):-1,188円
※データプラン3GB(スマホ)に加入し、「1年おトク割+」が適用中ではないこと、またはこれまでに適用されたことがない場合が対象です。対象データプランへの申込み日が属する請求月の翌請求月から適用となります。- 小容量割:-1,430円
※スマホデビュープラン、準定額オプション+/定額オプション+への加入が必要です。
複雑そうだと感じる方が多いと思いますので、簡単に説明していきます。読み終えると、それほど難しくないことに気付かれると思います。
「基本プラン(音声)」は、その名の通り音声通話サービスを利用する際の基本料金プランです。「データプラン3GB(スマホ)」もスマートフォンでデータ通信(インターネット利用)をする際に必須となるプランの一つで、月間で最大3GBまでの高速データ通信ができます。基本はこの2つです。「5Gサービス利用料」は、5G対応スマホを利用する場合に必須となりますが、0円です。
特に説明が必要なのは残る3つでしょう。「準定額オプション+」は1回5分以内の国内通話がかけ放題となる有料オプションです。友人・知人など、家族以外の人との通話の際に役立ちます。そして、「1年おトク割+(12ヵ月間)」は1年間に渡って適用される割引施策で、月々1,188円が割引されます。最後の「小容量割」も割引施策ですが、こちらは期間制限なく毎月1,430円引きです。
すなわち、「スマホデビュープラン」は、1回5分以内の国内音声通話がかけ放題のオプションがついた音声通話対応のサービスで、データ通信については毎月3GBまでの容量が提供される、というものです。
料金は、割引適用前では月額3,608円ですが、「小容量割」を適用すると月額2,178円になります。さらに「1年おトク割+(12ヵ月間)」の適用によって契約の翌月から13ヵ月目までの12ヵ月間は月額990円になります。
契約翌月からの1年間(※初月は日割り)は月額990円、それ以降は月額2,178円で利用できるのが「スマホデビュープラン」です。
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「家族割引」と「新みんな家族割」について
「家族割引」とは
「家族割引」は家族同士の国内音声通話や国内メールが24時間無料になる割引サービスです。勿論「スマホデビュープラン」の加入者も「家族割引」に入ることができます。<▲図:「家族割引」における家族間での国内音声通話の利用イメージ(※「家族割引」の公式FAQページより)> |
上図のように、離れた場所に住む家族も対象です。そのため、寮やアパート暮らしなどで家元を離れているお子さまも「家族割引」によって料金を気にせずに家族間での通話ができます。
「新みんな家族割」とは
「新みんな家族割」は、「家族割引」グループ内に含まれる対象料金プランの数(回線数)に応じて、対象料金プランが割引されるという施策です。勿論「家族割引」と併用できます。料金プランによっては毎月最大2,200円引きなので侮れません。本記事で最も複雑なのはこの「新みんな家族割」だと思います。「スマホデビュープラン」の料金は、家族が何人ソフトバンクの対象プランに加入していようと変わりませんが、お子さまが新たにソフトバンクに加入し、「スマホデビュープラン」を契約することで、家族の料金プランの割引額が増える可能性が出てきます。というのも、「スマホデビュープラン」は、「データプラン3GB(スマホ)」を含んでいるため、カウント対象回線になるからです(※回線にカウントはされますが、スマホデビュープランの定額料からの割引はされません)。
下表の通り、カウント対象回線数が増えるほど、対象料金プランからの割引額が増えます。
<▲図:「新みんな家族割」における対象プラン及び対象回線数による割引額の違い> |
お子さまが「スマホデビュープラン」に入ることで、保護者、祖父母、親戚、23歳以上のお子さまなど、「家族割引」グループ内で上記の対象料金プランに入っている方の月々の通信費が大きく割引でき、家族全体での通信コストを押し下げられる可能性がある訳です。ご家庭によっては「新みんな家族割」による割引総額によって新たに加入する「スマホデビュープラン」代を相殺できることもあるかもしれません。
それこそ「メリハリ無制限」の加入者が2人いるご家庭において、お子さまが「スマホデビュープラン」に新規加入すると、カウント回線数が2回線から3回線に増えるので、「メリハリ無制限」からは1回線あたり毎月1,210円の割引、2回線分では2,420円の割引ができます。「スマホデビュープラン」は1年目は月額990円、それ以降も月額2,178円なので、完全に相殺できるどころかプラスです。ただし、「スマホデビュープラン」に加入するお子さまがすでにソフトバンクを利用していて、カウント対象プランに入っている場合にはカウント回線数が増える訳ではないため、家族の料金プランからの割引額は変わりません。
とはいえ、「スマホデビュープラン」を検討する際に「新みんな家族割」による割引額を考慮に入れる必要があることは理解して頂けたかと思います。
総括
しかし、加入検討の際には「スマホデビュープラン」単独では考えず、ご家庭全体での通信費で見ていきましょう。特に「新みんな家族割」によって保護者・祖父母、兄弟姉妹、親戚など、同一家族グループ内の方の料金を大きく割引できる可能性が出てくるからです。
家族複数人でソフトバンクを利用する場合には特におトクになるように周辺の割引施策も含めてプラン設計されているので、「スマホデビュープラン」のみならず周辺の割引施策も含めて公式サイトをチェックしてみることをお勧めします!
情報元、参考リンク