<▲図:左から順に「Galaxy Z Fold3 5G」「Galaxy Z Flip3 5G」> |
今回実施される発表会は、8月にサムスン電子がグローバル向けに開催した「Galaxy Unpacked」の場で発表した折り畳み型スマートフォンの新モデル「Galaxy Z Fold3 5G」及び「Galaxy Z Flip3 5G」、そしてワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」、スマートウォッチ「Galaxy Watch4」「Galaxy Watch4 Classic」を日本市場に向けて改めて紹介するイベントとなる。
勿論これらの新製品は日本市場にも投入予定となっている。
特に注目すべきは第三世代となった折り畳み型のスマートフォンで、サムスン電子は折り畳み型スマートフォンの市場が今後大きく成長すると見て、同社のスマートフォンポートフォリオにおける主力に位置付ける方針を示している。
今回の新モデルでは、折り畳み型端末の最大のネックとされる耐久性を大幅に向上させた上、防水に対応した点、フロントカメラをディスプレイ埋没型として非常にスッキリとしたデザインを実現できたことなどが特徴となっている。有機ELディスプレイ自体も電力効率が25%向上した「Eco2 OLED」になり、長時間の連続駆動も十分に可能とされている。
<▲図:「Galaxy Z Fold3」> |
例えばGalaxy Z Fold3は、開いた状態でのディスプレイサイズが7.6インチと、もはやタブレットクラスの大きさなので、「Sペン」との相性は抜群だろうし、手書きメモには最適だといって良いかもしれないし、少なくとも8インチクラスのタブレットはGalazy Z Fold3で代替できるだろう。約271gと、スマートフォンとしてはとても重いので、少々人を選ぶようにも思うので、実際にどれくらいの関心を集めるのか、といった点にも注目だ。
一方のGalaxy Z Flip3は開いた状態で縦長の6.7インチディスプレイ、閉じた状態でのカバーディスプレイが1.9インチと、よりコンパクトな端末なので、より大衆向けなのはこちらだろう。もちろんGalaxy Z Flip3も防水対応だ。製品の概要は下に掲載した動画で短時間で掴めると思う。
すでに海外では発売されていて、価格はGalaxy Z Fold3が1,799ドルから、Galaxy Z Flip3が999ドルから。Galaxy Z Fold3は日本市場でも高額の価格設定になるだろうことは容易に予想できる。しかし、Galaxy Z Flip3は、通信キャリアで2年使って返却する買い方で実質負担額を下げれば、ある程度入手しやすい額になりそうだ。
<▲図:上段左から「Galaxy Watch4」「Galaxy Watch4 Classic」、下段は「Galaxy Buds2」> |
いずれにしても、本日の発表会で日本市場での発売日も公開されるかもしれないので注目だろう。
<編集後記>
返信削除折り畳み型スマホは第三世代に入って、ようやく本格的なPRの時期に入ってきた感がありますが、実際にどれくらい普及するのかは未知の領域ですよね。昔はパカパカ開いたり折り畳んだりするのが普通でしたけど、操作開始までにワンクッション入ってしまうのが面倒といえば面倒なので、世間一般ではどう受け止められているのか、気になりますね。