<▲図:「Fire TV Stick 4K Max」> |
Fire TV Stick 4K Maxは旧モデルの「Fire TV Stick 4K」に対してCPUの強化やWi-Fi6への対応などのスペック向上が最大の特徴。
CPUがMediaTek「MT8969」(クアッドコア1.8GHz)になったことでFire TV Stick 4Kに対して40%ほどパワフルになり、アプリの起動が速くなったという。旧モデルではクアッドコア1.7GHz。加えて、Wi-Fi6に対応したことで、Wi-Fiルーターとの間の通信速度が高速化(もちろんWi-FiルーターもWi-Fi6に対応している場合)されることで、動画配信サービスをより快適・スムースに視聴できるようになることが期待できる。
映像クオリティについては4K Ultra HD、Dolby Vision、HDR10、HDR10+に対応し、オーディオ面ではDolby Atmos、7.1chサラウンド、2chステレオ対応となっている。HDMIオーディオパススルーは最大5.1chまで。Dolby Vision、Dolby Atmosなどの各規格も当然規格に対応したテレビやオーディオ機器などが必要。
入出力端子はHDMIと電源供給用のmicro USBのみ。
パッケージには「Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)」、USBケーブル、電源アダプタ、HDMI延長ケーブル、リモコン用の単4電池2本などが同梱される。リモコンはFire TV Stick 4K Maxの他、Fire TV Stick 4K、Fire TV Stick(第3世代)に対応する。
対応する動画配信サービスは非常に多く、主要サービスは一通り利用できる。冒頭で記したAmazonプライムビデオ、Netflix、Disney+、Hulu、DAZNの他、YouTube、Twitch、Apple TV+、ABEMA、Redbull TVなどを視聴できる。
<▲図:バッファローのWi-Fi6対応ルーター「WSR-1800AX4S/NBK」とのセット販売商品も用意されている> |
実際の所は旧モデルのFire TV Stick 4Kでも4Kストリーミング視聴は十分問題なくできる(加入している固定回線サービスの速度が速く、Wi-Fi5でも十分な速度が出ている場合)ので、旧モデルでストレスが生じていない方の場合は、新型に買い替える必要はあまりないかもしれないが、現在4K非対応モデルを使っている方や新たにこの種のデバイスを購入する方は、最初から新型のFire TV Stick 4K Maxを購入する方がいいと思う。
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