<▲図:「My docomo」アプリを開いて確認できる通知内容> |
機種によってはAndroid 6.0以降へのバージョンアップが提供されている場合もあるため、可能ならOSのアップデートを行いたい。
一方、Android 6.0以降のバージョンへのアップデートが提供されていないスマートフォンの場合、9月下旬以降には「My docomo」アプリを使えなくなってしまうため、「My docomo」を利用する必要が生じた場合にはウェブブラウザから「My docomo」にアクセスするしかない。逆に言えば、ウェブブラウザを使っての「My docomo」の利用は依然として可能なままなので、今回の「My docomo」アプリのアップデートがAndroid 6.0未満のOSを搭載するスマートフォンの使用継続面で致命的な問題を起こすわけではない。
<▲写真:「Xperia Z5 Compact」と「Xperia Z5」はAndroid 5.1搭載で発売。Android 7.0へのアップデートまで提供された> |
例えば、「Xperia Z5」シリーズなどの場合にはAndroid 7.0へのアップデートが提供されている。続く2016年に発売の「Xperia XZ」の場合はAndroid 6.0搭載でリリースされ、Android 8.0へのアップデートまで提供されている。同様に、「Galaxy」や「AQUOS」シリーズなどもOSアップデートが提供中の場合がある。
ドコモはAndroid端末へのOSバージョンアップ情報を公式サイト上でまとめているので、詳しくはこちらのページ「Android OSバージョンアップ」を参照して欲しい。スクロールすると、「過去のアップデート内容」という項目があり、そこにはAndroid 10、Android 9、Android 8.0、Android 7.0のOSアップデート概要と対象機種リストなどの情報が掲載されている。
主に2015年以前に発売された製品が対象になるが、さすがにバッテリーも劣化してきているはずなので、Android 6.0未満のOSを搭載するドコモのスマートフォンをご利用中の方は、機種変更すべきタイミングが訪れていると言っていいと思う。とはいえ、「Xperia XZ」シリーズや「Galaxy S7 edge」「Galaxy S8」「Galaxy Note8」などは今でも現役機として使っている方もいると思うし、私自身それ以前の端末で動作検証用機として手元に残しているものがあるが、意外と普通に動く機種もある。
いずれにしても「My docomo」アプリが使えなくなる機種をご利用中の方は注意して欲しい。
<編集後記>
返信削除記事にも書いたように「My docomo」アプリについては必ずしも無ければならないという訳でもないと思いますが、使えない、というのも気にはなりますよね。実際にXperia Z5 Compcatなどの数年前の機種を使われている方がどれくらいいらっしゃるのかは分かりませんが、いずれにしても、機種変更のタイミングではあるように思います。少なくともバッテリーは機種や使い方によっては膨らんできていても不思議ではないですし。