<▲図:「LAVIE T7 (T0755/CAS)> |
直近では「Lenovo」ブランドからも新タブレットが登場しているので、そちらにも触れたい。8月6日に新製品の「Lenovo Yoga Tab 13」と「Lenovo Yoga Tab 11」が発売済み(詳細はこちらの記事を参照)。
<▲図:「Lenovo Yoga Tab 13」> |
前者は13インチ、後者は11インチのディスプレイを搭載するタブレットで、両モデルともフックに掛けられる「コ」の字型のスタンドを搭載している点が大きな特徴。加えて、Lenobo Yoga Tab 13はmicro HDMI入力端子を装備し、外部機器からの映像入力が可能な点も特徴となっている。いわゆる外部モニターとしての活用が可能な製品だ。
両製品とも「Yoga」ブランドということもあり、スタンドを搭載して様々なスタイルで活用できることが最大の特徴。
<▲図:「LAVIE T8」> |
そして今回のLAVIEブランドの製品だが、Yogaブランドとは違い、キックスタンドを搭載しない、ストレート形状のオーソドックスなAndroidタブレットとなっている。LAVIE T7は1モデル、LABIE T8は2モデル用意されている。型番と基本スペック、差異は下記の通り。
LAVIE T7(T0755/CAS)
- OS:Android 11 (Go Edition)
- ディスプレイ:7インチワイドLED-IPS液晶(1,024 x 600ドット)
- CPU:MediaTek MT8166 4コア(2.0GHz)
- メモリ:2GB
- ストレージ:32GB
- スピーカー:モノラル(Dolby Audio対応)
- 本体サイズ、重さ:176.18x102.28x8.3mm、約240g
LAVIE T8(T0875/CAS)
- OS:Android 11
- ディスプレイ:8インチワイドLED-IPS液晶(1,280 x 800ドット)
- CPU:MediaTek Helio P22T 4コア(2.3GHz)+4コア(1.8GHz)(合計8コア)
- メモリ:6GB
- ストレージ:128GB
- スピーカー:モノラル(Dolby Audio対応)
- 本体サイズ、重さ:199.1x121.8x8.15mm、約305g
LAVIE T8(T0855/CAS)
- OS:Android 11
- ディスプレイ:8インチワイドLED-IPS液晶(1,280 x 800ドット)
- CPU:MediaTek Helio P22T 4コア(2.3GHz)+4コア(1.8GHz)(合計8コア)
- メモリ:3GB
- ストレージ:32GB
- スピーカー:モノラル(Dolby Audio対応)
- 本体サイズ、重さ:199.1x121.8x8.15mm、約305g
価格は参考ながらNECダイレクトではLAVIE T7(T0755/CAS)が22,880円(税込、以下同)、LAVIE T8(T0875/CAS)が38,380円、LAVIE T8(T0855/CAS)が30,580円となっている。
3機種とも解像度が高くなく、CPU、メモリを見てもエントリークラスの製品だと分かるし、LAVIE T7はOSも低価格モデル用のAndroid Go Editionだ。LAVIE T7のハードのベースとなっているであろうLenovo側の「Lenovo Tab M7 (3rd Gen)」が本記事執筆時点でLenovo公式通販で11,396円なので割高に感じるが、LAVIE T7やLAVIE T8シリーズにはファミリー用途を考慮して子供向けの英語学習アプリ「ジャズルス」が搭載されていたり、保護者が子供のアプリ利用を制限したり、Webサイトの制限を掛けたり、利用時間制限の設定ができる「Googleキッズスペース」も搭載している。また、電話での使い方相談などのサポート面も特徴の一つとなっている。
<編集後記>
返信削除スペックが高い訳ではないので、どうしても派手さはありませんが、LAVIE製品の場合はサポート含めての話にもなってきますし、そもそもAndroidタブレットを広く展開しているメーカーがNECレノボくらいなので、とても貴重ですよね。