<▲図:「OPPO Find X3 Pro」の特徴> |
OPPO Find X3 Proのメーカー希望小売価格は118,000円(税込、以下同)と、ハイエンドならではの高額設定だが、OCN モバイル ONEとIIJmioでは、条件を満たせばかなり抑えた額での購入が可能となっている。
なお、OPPO Find X3 Pro自体の特徴は後述するが、詳細はこちらの記事を参照して欲しい。
それでは、それぞれの価格を順に見ていきたい。
まずOCN モバイル ONEでは、音声SIMおよび通信プラン加入とのセット価格を通常99,812円に設定している。この時点でメーカー希望小売価格よりも約2万円安いが、条件次第で最安83,312円にまで下がる。
具体的には、MNP(他社からの乗り換え)の場合に端末の税抜き価格に対して13,000円の割引を適用できる。さらに、有料オプションの「OCNでんわ 完全かけ放題」に加入することで、やはり税抜き価格に対して2,000円の割引を適用できる。
税抜き価格への適用だとやや分かりづらいので税込み換算すると下記の通りだ(いずれも音声SIMとのセット)。
- 新規:99,812円
- 新規+OCNでんわ 完全かけ放題:97,612円
- MNP:85,512円
- MNP+OCNでんわ 完全かけ放題:83,312円
「OCNでんわ 完全かけ放題」は国内通話が無制限でかけ放題になるオプションで、月額1,430円なので、不要なら加入せずに通常の新規かMNPでいいと思う。また、かけ放題系オプションは、1回あたり10分までの国内通話がかけ放題の「OCNでんわ 10分かけ放題」や、よく話した通話3つの番号への通話料が0円になる「OCNでんわ トップ3かけ放題」なら月額935円なので、それらを選択することもできる。ただし、それらのオプションの場合は割引適用はない。
、OCN モバイル ONEは基本プランの料金が安い上、有料オプションもそつなく揃っていると思う。
次にIIJmioだが、IIJmioでの通常価格は99,980円。こちらもOCN モバイル ONEと同様、10万円をギリギリ切る、約2万円引きの設定でスタートしている。
そしてやはり同じようにMNPの場合には88,000円にまで下がる。
一見、IIJmioの方が約2,500円高いが、現在は特典としてMNPも含めて新規の場合に初期費用が1円のキャンペーンが実施中なので、それを考慮しなければならない。OCN モバイル ONEの場合には、初期費用割引の特典は今の時点ではないので、初回請求時に初期手数料3,300円+SIMカード手配料433.4円が発生する。
そのため、両者にそう大きな違いはなく、OPPO Find X3 Proは元値がそもそも高いこともあり、ほぼ並んでいると言っていいと思う。
OPPO Find X3 Proは、「Snapdragon 888」というハイエンド向けのCPUを搭載し、メモリ12GB、ストレージ256GB、ディスプレイの解像度は3,216 x 1,440ドットと、基本部分のスペックが高い上、カメラも凝っている。顕微鏡モードまで備えている。また、ディスプレイに関しては色覚多様性への対応機能もある。モバイル通信では5G対応のほか、Wi-FiではIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠と、いわゆるWi-Fi6まで対応するなど、全体的にハイスペックだ。
ただし、「OPPO Reno」シリーズなどと違い、「おサイフケータイ」には対応していないので、その点には注意してほしい。
情報元、参考リンク
<編集後記>
返信削除OPPO Find X3 ProのSIMフリーモデルが、格安SIM大手のOCNモバイルONEとIIJmioからも販売開始となりましたね。さすがにOPPO Renoシリーズと比べると高いですので、なかなか手が届かない機種ですが、割引適用で買えると多少出費を抑えられますね。