<▲図:「OPPO A54 5G」の特徴> |
まずOPPO A54 5Gのメーカー希望小売価格は31,800円(税込、以下同)。OPPO A54 5Gは5G対応エントリーモデルとして、この時点で安価な定価設定が期待でき、実際にgoo Simsellerにおける通常価格は22,877円に設定されている。通常価格がすでに安い。
発売記念特価セールでは、ここから更に値引きされる。
セール期間中は「OCN モバイル ONE」の音声通話SIMとのセットという条件のみで、11,800円になる。さらに通話定額オプションである「OCNでんわ 完全かけ放題オプション」に同時加入した場合には9,600円だ。
音声通話SIMへの加入は通常の新規契約でも他社からの乗り換え(MNP)でも構わない。
→OCN モバイル ONE 公式サイト
OPPO A54 5Gは、SIMフリー端末として広範な販売チャネルで発売となる。細かなチャネルは後述のリストを確認して欲しいが、キャンペーンを利用して安価に購入できる格安SIM/スマホサービスでいえばBIGLOBEモバイルも20,000ポイント還元にて実質9680円相当で販売を開始する。BIGLOBEモバイルの場合には、「端末価格からの割引」ではなく、ポイントでの還元なので「実質」表記になるが、こちらもMNPではなく通常の新規契約でも20,000ポイント還元なので、十分魅力的な条件だ。
また、格安SIM/スマホサービス市場でトップシェアを誇るIIJmioでも取り扱われる予定なので、IIJmioも見逃せない。通信キャリアではauも取り扱う。通販では「ひかりTVショッピング」もチェックすべきだろう。
OPPO A54 5Gの概要と販売チャネルは下記の通りだ。
OPPO A54 5Gの概要
<▲図:背面が美しいデザインを採用> |
ディスプレイは6.5インチのサイズで解像度は2,400 x 1,080ドットでリフレッシュレート90Hz対応。安価なモデルながらフルHD+の解像度のディスプレイなので、写真の閲覧などの際に不満を感じることもないだろう。
<▲図:6.5インチ、フルHD+、90Hz対応ディスプレイ> |
OSはAndroid 11ベースの「ColorOS 11」で、Google Play対応。OS名が「Android」ではないのでOPPO製スマートフォンを購入したことがない方は「普通にAndroidアプリを使えるのか?」という点に若干不安を感じると思うが普通に使える。UI(メニュー)周りがOPPO独自になっただけのAndroidと捉えて基本的には問題ない。
本体サイズは約75 x 163 x 8.4mmで、重さは約190g。
カラーバリエーションはファンタスティックパープルとシルバーブラックの2種類だ。
<▲図:カラーバリエーションは2種類> |
背面デザインを見れば一目瞭然だが、複眼カメラを採用している。具体的には下記の通り、4眼構成だ。
- メイン:約4,800万画素(F値1.7)
- 超広角:約800万画素(F値2.2/画角119°)
- モノクロ:約200万画素(F値2.4)
- マクロ:約200万画素(F値2.4)
前面のインカメラは約1,600万画素(f/2.0)のシングルカメラだ。
背面カメラでは約1億800万画素相当での写真を得られる「超高解像度モード」や4cmまで近づいての「マクロ撮影」、夜景などを美しく撮影できる「ウルトラナイトモード」なども利用できる。
<▲図:「超高解像度モード」の撮影例> |
<▲図:マクロ撮影例> |
<▲図:「ウルトラナイトモード」のイメージ。左側がオン、右側がオフ> |
生体認証では顔認証のほか、側面に指紋認証センサーを搭載しているのが便利だろう。
モバイル通信の対応周波数(バンド)は下記の通り。
- 5G:n3/n28/n77/n78
- 4G(FDD-LTE):Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28
- 4G(TD-LTE):Bands 38/39/40/41/42
- 3G(WCDMA):Bands 1/2/4/5/6/8/19
- GSM:850/900/1800/1900MHz
注意したいのは、5Gについては通信事業者が5G対応サービスを提供し始めないことには、実際の5G通信を行えないという点。
Wi-Fi(無線LAN)はIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)準拠で、テザリングにも対応している。Bluetoothは5.1対応だ。
販売チャネル
通信キャリア
格安SIM
- OCN モバイル ONE(goo Simseller)
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
- LinksMate
- FiiMo
- QT mobile
ECサイト/量販店
同じOPPOの5G対応スマートフォンでは「OPPO Reno5 A」も近い価格帯なので、競合するとも思うが、非常に安価で購入しやすい製品だけに、やはり売れ行きには注目だ。
情報元、参考リンク
<編集後記>
返信削除OPPOから新たな5Gスマホが登場です。今月上旬にはOPPO Reno5 Aが出たばかりですが、コスパに優れるReno5 Aに続き、こちらもコスパ抜群です。ただ、難しいのは選択です。Reno5 AとA54 5Gを比べると、やはりReno5 Aの方がスペックは上ですし、おサイフケータイもあります。一方、値段も上です。基本パフォーマンスもReno5 Aの方が上です。ですが、私もSnapdragon 480 5G以下のCPUの機種も持っていますし、サクサクではないですが、まあ使えます。なので、コストとのバランスと妥協点だと思いますが、OPPO A54 5Gはやはり安いは安い上、まあまあ納得できるスペック構成なので、結構良いように思います。