ライカ全面監修・製造シャープの高性能カメラ搭載スマホ「Leitz Phone 1」発表！ソフトバンク独占販売、6月18日予約受付開始へ

ソフトバンクは17日、「SoftBank（ソフトバンク）」通信サービスの新商品として、5G対応のAndroidスマートフォン「Leitz Phone 1」（ライツフォン ワン）を7月以降に独占で発売すると発表した。発売に先立ち、18日より予約受付が開始となる。

＜▲図：「Leitz Phone 1」＞

Leitz Phone 1はドイツの老舗カメラメーカーであるLeica（ライカ）が初めて全面監修を行なったスマートフォンで、端末の製造はシャープが担う。カメラメーカーであるライカがカメラ部分のみならず端末デザインも含めて監修を行なっているため、まさにライカフォンと言っていいだろう。

デザインはドイツ・ミュンヘンにあるライカのデザインスタジオが制作したもので、必要な要素だけを取り入れ、シンプルで使いやすい操作性を求めつつエレガントにまとまっている。

平面ではなく3Dのライカロゴが埋め込まれたマットブラックカラーのボディ背面は強化ガラスで仕上げられており、ライカらしい機能美と手に取った時の感触の良さを追求している。

＜▲図：特製のレンズキャップ＞

また、ライカのロゴマーク入りのレンズキャップはマグネット式で実用性にも気を配った設計となっている。ボディを埃や湿気から保護するケース（スマートフォン用のカバー）など、付属アイテムにもライカのこだわりが見られる。

＜▲図：特製のスマホケース＞

当然背面カメラには力が入っている。

スマートフォンとしては非常に大きなサイズ帯となる、1インチで約2,020万画素の高性能イメージセンサーを採用したメインカメラは、センサーサイズが大きいことで光を多く取り込めるため、暗所にも強く、被写体の速い動きにも強く、自然な色味での写真撮影が可能とされている。もちろんレンズも高性能で、F1.9、焦点距離19mmの7枚構成のレンズとなっていて、最大6倍のデジタルズームも可能だ。

近年のスマートフォンでは珍しくはないが「JPEG」だけでなく「RAW」形式での保存も可能なので、後から細かな調整/現像を行い、自分好みのディテールの絵作りに仕上げていくこともできるだろう。

また、搭載された「Leitz Looks」モードを使って、ライカらしい、美しいモノクロ写真をスマートフォンで手軽に撮影することもできる。

シャープと組んで製造されるスマートフォンということもあり、ディスプレイには約6.6インチの「Pro IGZO OLEDディスプレイ」を採用する。1Hzから240Hzで駆動し、細かな色彩まで忠実に再現できる高性能な有機ELディスプレイで、解像度も2,730 x 1,260ドットと精細だ。

カメラやデザインへのこだわりだけでなく、Androidスマートフォンとしての基本スペックにも妥協はない。

OSはAndroid 11で、CPUはQualcomm Snapdragon 888 5G、メモリは12GB、ストレージは256GB。

カメラとしてある程度長い時間使う場合、バッテリー容量も気になるが、それなりに大容量の5,000mAhのバッテリーを搭載する。

また、Wi-FiでもWi-Fi6（IEEE802.11ax）対応（全対応規格はIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax）で、Bluetoothは5.2、本体は防水・防塵仕様で、サイズは約162 x 74 x 9.5mm、重さ約212g、カラーはライカシルバー1種類。

5Gでは下り最大2.4Gbps、上り最大110Mbps対応で、4Gでは下り最大838Mbps、上り最大46Mbps対応。

なお、気になる端末価格は187,920円（税込）。さすがに高価だが「トクするサポート＋」を利用できるので、実質的な負担額はある程度下げることができる。

いずれにしてもソフトバンクのスマートフォン・ラインナップにおいて、とても際立つ特徴を持つ存在となることは間違いないはずだ。

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