<▲図:2001年から2006年発売のFOMAプラスエリア非対応機種の例> |
長くサービス提供されてきたFOMAだが、ドコモはネットワーク設備の老朽化等に対応するため、設備の集約を進めているという。
そして、現在は800MHz帯と2GHz帯を利用できるFOMAにおいて、エリアの一部を800MHz帯のみに変更する。800MHz帯のみに変更されたエリアでは2GHz帯でのFOMAの通信が利用できなくなる。結果、FOMAプラスエリア非対応の機種では一部のエリアにおいて来年からFOMAでの通信ができなくなる。この2GHz帯をドコモは、新たに4Gや5Gに切り替えて活用する。
なお、機種変更といってもFOMAからの場合には大幅割引キャンペーンを適用できるため、出費は極めて低く抑えられるので、端末購入のコストの心配はあまりしなくても構わない。「はじめてスマホ購入サポート」や「はじめてスマホ割」については公式サイトで詳細を確認して欲しいが、「LG V60 ThinQ 5G L-51A」に至っては90,200円引き、「Galaxy A51 5G SC-54A」も65,000円引きで、4Gの「らくらくスマートフォン F-42A」も33,000円引きだ。
長くFOMA機を愛用されている場合、いくら端末購入時の割引が大きかろうが、機種変更したくないかもしれない。とはいえ、エリアの一部で通信・通話できなくなるので、いずれにしても機種変更のタイミングは迫っているため、変更先の機種を検討し始めた方がいいだろう。
2001年から2006年に発売されたFOMAプラスエリア非対応機種は下記の通りだ。
- N2001(2001/10/1発売)
- P2101V(2001/10/1発売)
- P2401(2001/10/1発売)
- N2002(2001/11/19発売)
- D2101V(2002/3/1発売)
- SH2101V(2002/7/16発売)
- T2101V(2002/9/27発売)
- F2051(2003/1/18発売)
- N2051(2003/1/23発売)
- P2102V(2003/3/15発売)
- N2701(2003/6/11発売)
- P2002(2003/6/13発売)
- F2102V(2003/7/3発売)
- N2102V(2003/7/18発売)
- F2402(2003/9/13発売)
- P2402(2003/11/28発売)
- F900i(2004/2/6発売)
- N900i(2004/2/22発売)
- P900i(2004/2/29発売)
- SH900i(2004/3/20発売)
- F900iT(2004/6/19発売)
- P900iV(2004/6/19発売)
- D900i(2004/6/23発売)
- N900iS(2004/6/25発売)
- F900iC(2004/8/7発売)
- らくらくホン(F880iES)(2004/9/4発売)
- N900iL(2004/11/16発売)
- SH901iC(2004/12/1発売)
- F901iC(2004/12/14発売)
- N900iG(2004/12/25発売)
- N901iC(2005/1/28発売)
- D901i(2005/2/1発売)
- P901i(2005/2/4発売)
- F700i(2005/2/10発売)
- SH700i(2005/2/25発売)
- N700i(2005/3/11発売)
- P700i(2005/3/11発売)
- P901iTV(2006/3/3発売)
- SIMPURE L(L600i)(2006/4/14発売)
- SIMPURE N(N600i)(2006/4/25発売)
- BlackBerry 8707h Handheld(2006/9/26発売)
- SIMPURE L1(L601i)(2006/11/17発売)
<編集後記>
返信削除さすがに2001年から2006年発売機種の場合、継続使用している方は少ないとは思いますが、でも使い続けられているのだとするとバッテリーの品質が物凄く良いんでしょうね。実際、私も昔のケータイ端末で手元に残しているものがありますが、バッテリーが膨張していないものもあるんですよね。一方、それほど経っていなくても膨張しているものもあるし。話が逸れましたが、対象機種をご利用の方はドコモ公式サイトで案内をご確認下さい。