<▲図:「Xperia 5 II」> |
Xperiaシリーズと言えば、すでに「Xperia 1 III」「Xperia 5 III」「Xperia 10 III」が発表済みだが、Xperia 5 IIの後継機種となるXperia 5 IIIの日本市場への投入予定は現時点では明らかにされていない。
Xperia 5 IIIがすでにグローバルで発表済みの中でのXperia 5 IIのSIMフリーモデルの登場だが、Xperia 5 IIは元から魅力あるスマートフォンで、今なお価値は薄れていない。しかも、今回は通信キャリア向けモデルから半年以上経ってからのリリースということもあり、前述したように一部のスペックが変更されている。より魅力を増しての登場だ。
下に掲載した動画はXperia 5 IIの商品企画担当者とソニーストアのスタイリストによる対談形式のイベント。32分程の尺だが、購入を検討している方には参考になるはずだ。
まず、出荷時のOSが通信キャリア向けモデルではAndroid 10だったが、SIMフリーモデルはAndroid 11を搭載。
さらにストレージ容量が通信キャリア向けモデルの128GBから256GBと倍増されている。
<▲図:SIMフリー版はメモリが256GBに増量されている> |
他のスペックはほぼ変わりない。
CPUはQualcomm Snapdragon 865 5G、メモリは8GB、ディスプレイは約6.1インチ、フルHD+(2,520 x 1,080ドット)、HDR対応、リフレッシュレート120Hz対応、タッチ検出レート240Hz対応、バッテリー容量は4,000mAh、本体サイズは約158 x 68 x 8mm、約163g。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠ということでWi-Fi6もサポートしている。Bluetoothは通信キャリア向けモデルでは5.1だったが、SIMフリーモデルでは5.2サポートとなっている。
防水・防塵、おサイフケータイ、指紋認証などにも対応し、3.5mmオーディオ端子も備える。ワンセグ/フルセグは非搭載。
<▲図:Xperia 5IIのカメラについて> |
SIMフリーモデルなので、もちろんSIMロックは掛かっておらず、対応する通信方式のサービスは自由に選んで利用できる。また、デュアルSIM仕様だ。モバイル通信についてはGSM、3G、4G LTE、5Gに対応し、具体的な対応バンド(GSMでは周波数)は下記の通りとなっている。
- 5G:n77、n78、n79
- 4G LTE:Band 1、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、21、26、28、38、39、40、41、42
- 3G:Band 1、5、6、8、19
- GSM:850MHz / 900MHz / 1.8GHz / 1.9GHz
カラーバリエーションはブラック、グレー、ブルー、ピンクの4色。
後継機種であるXperia 5 IIIではCPUがQualcomm Snapdragon 888 5Gになったりバッテリー容量が4,500mAhに増えたり、カメラが進化したりといった違いはあるものの、基本パフォーマンス面ではXperia 5 IIは依然として魅力ある製品の一つと言っていいだろう。
なお、SIMフリー版モデルを購入した上で応募した方の中から抽選でオリジナルデザインのQUOカード5,000円分が当たるキャンペーンも実施される。
<▲図:SIMフリー版の発売記念キャンペーンが実施され、限定デザインのQUOカード5,000円分が応募者の中から抽選でプレゼントされる> |
市場想定価格は115,000円(税込、以下同)とされていて、参考例としてソニーストアでは114,400円となっている。Amazon.co.jpでも114,400円(1,144p付与)で販売されている。
ソニーストア以外では現時点ではAmazon.co.jp等の一部ECサイト、家電量販店で取り扱われることが明らかになっている。
下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンク。
<編集後記>
返信削除一瞬Xperia 5 IIIじゃなくてXperia 5 IIなの?と思わなくもないですが、正直な話、多くの人がXperia 5 IIIじゃなくてXperia 5 IIで十分と考えるのじゃないかと思うので、Xperia 5 IIIはまだ先でもいいのかなと思います。というのも、Xperia 5 IIでも十分高いんですよね……。もうちょっと安くならないかなぁと思う今日この頃です。