<▲図:楽天モバイル、不正な製品購入の対策強化について> |
現時点では被害の詳細は分かっていないが、楽天モバイルでのiPhone購入については注文者本人の名義ではないクレジットカードでの支払いが可能になっているほか、端末にSIMロックが掛かっていないこともあり、転売目的での不正購入ではないかと見られているようだ。
楽天モバイルとしては現時点では同社からの個人情報の漏洩は発生していないとしており、不正使用されたクレジットカード情報は別口から入手された可能性があるようだ。とはいえ、今後の詳細な調査で新たな事実が出てくる可能性もあるだけに、ひとまず身に覚えのないクレジットカード/デビットカードの利用がないか確認し、万一そのような不正使用が確認された場合にはクレジットカード会社に相談するように楽天モバイルは案内を出している。
また、ひとまずの対処として複数台購入された注文の一部については出荷停止措置を採っていることも明かしている。
おそらく今後さらに対策強化の措置が採られるものと思われるが、前述したようにクレジットカード/デビットカードの不正利用が確認された方はクレジットカード会社及び楽天モバイルへ問い合わせた方がいいだろう。
なお、iPhoneについてはNTTドコモ(以下、ドコモ)、au、ソフトバンクでは販売時点ではSIMロックが掛かっているので、楽天モバイルで購入するiPhoneの方が転売や他社のSIMでの利用が容易という違いがあり、悪質な転売目的の観点から見ると利点だという皮肉な状況になっている。
しかし、SIMフリーという点を残しつつ、本人確認や支払方法などの点からの対策強化は十分に可能であり、今後楽天モバイルがその辺りで強化策を検討する可能性は高そうだ。
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<編集後記>
返信削除今回の件に限らず、万一のこともあるかと思いますので、クレジットカード/デビットカードの不正利用がないか、日頃から利用明細にはキチンと目を通しておく方が良いと思います。