<▲図:「NOERDEN LIZ Smart Bottle」(ノエルデン リズ スマートボトル)> |
「NOERDEN LIZ Smart Bottle」の最大の特徴は前述したようにUV-Cライトで除菌する機能だが、ボトル内の温度が分かる機能、水分補給お知らせ機能も搭載している。
ボトルキャップ(蓋)の内側に除菌用のライトが搭載されていて、それを使ってボトル内部を照射し、除菌できる。安全対策として蓋を途中で開けたり、すでに空いている状態での照射はされないようになっている。1回の除菌は5分で、仮に1日1回除菌を行う場合、約1ヶ月間バッテリーが持ち、バッテリーが切れた場合は約2時間でフル充電できる。
<▲図:LIZのスマート機能は3種類。UV-C除菌、温度表示、水分補給タイミングのお知らせ機能> |
ボトルキャップの天面はタッチボタンになっていて、ダブルタップすると除菌、1回のタップでボトル内の温度が表示される。温度表示は3区分で、60度以上なら赤色、36.5度から60度なら黄色、36.5度以下なら青色にLEDが光る。
<▲図:「LIZ Smart Bottle」の内部温度表示機能について> |
また、2時間ごとに水分補給を知らせる機能も搭載されている。ボトルキャップを開けてから2時間たつとLEDライトが点滅するようになっている。
水筒の内部はどんなに洗いやすい構造をした製品でも、洗いきれたかどうか不安が残るし、特に底の汚れは取りにくい。そのため、UV-Cライトで除菌できるというのは大きな魅力だろう。ボトル部分は食洗器にも対応しているし、余計なことを気にせず丸洗いできる。一方で、ボトルキャップにはタッチボタン、UV-Cライト、バッテリーなど様々なコンポーネントが搭載されていることもあってか丸洗いはできないという。ボトルキャップの外側は硬く絞った布で拭き、ボトルとの嵌め合い部分は水または研磨剤の入っていない洗剤で手洗いする。パッキンも取り外して洗うことができる。
ボトルキャップの清掃には多少気をつかいそうだが、この点は妥協しなければならないのだろう。
なお、UV-C除菌はボトル内部に対して行う場合には飲料を入れないで行い、飲料に対して行う場合は対象は水で、温度が60度未満でなければならないので、その点には注意が必要だ。
ノエルデン リズ スマートボトルの商品ラインナップは容量別、カラー別に複数用意されている。
<▲図:LIZ Smart Bottleのイメージ> |
480mlがブラックとホワイトの2色、350mlがホワイト、ピンク、ブルーの3色だ。480mlモデルは底部の直径が74mm、高さが250mm、350mlモデルは底部直径が74mmで、高さが194mm。
<▲図:「LIZ Smart Bottle」の容量、カラーバリエーション> |
想定小売価格は480mlモデルが9,790円(税込、以下同)、350mlモデルが8,690円だ。
<編集後記>
返信削除スマホとの連携機能がある訳ではないですが、毎日のようにボトルを使う人にとっては結構良いかもしれませんね。どうしても洗い残しはあるでしょうし。ただ、色々機能がある分、普通のボトルと比べて結構な値段がします。スマート機能の価値をどれくらいに見積もるか次第かもしれません。