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au以外でも利用できるオンライン診療サービス「curon for KDDI」が5月下旬登場。予約・診察・処方箋送付手続きまでスマホで完結

KDDIはMICIN(マイシン)と協業し、オンライン診療サービス「curon(クロン) for KDDI」を5月下旬より提供開始する。「curon for KDDI」はKDDIが提供する健康支援アプリ「auウェルネス」の機能を拡張する形で提供される予定で、予約から問診、実際の診察、料金の支払い、処方箋送付の手続きまでを全てスマートフォン上で完結できる点が大きな魅力。加えて、約5,000に及ぶ医療機関が登録されている点も特長だ。

オンライン診療イメージ
<▲図:オンライン診療のイメージ>

オンライン診療サービスには移動負担や新型コロナウイルス感染のリスク軽減などのメリットがある。もちろんリモートでの診療となるため、触診など対面でなければできない診療は不可能だが、緊急性のある症例でなければリモート診療で問題がない事例も多いはずなので、オンライン診療サービスの普及拡大と選択肢の増加は良いニュースだ。

費用は「curon for KDDI」の利用料と実際の診察や処方箋・薬の配送料など。「curon for KDDI」の利用料金は診察1回あたり330円(税込、以下同)だ。

オンライン診察の流れは下記の通り。

  1. 「auウェルネス」からオンライン診療で受診したい病院/クリニックを選択して予約日時を指定する。
  2. 予約を確定後、問診を回答する。
  3. 予約日時になったら医師とビデオ通話を行い、受診する。
  4. 診療後にクレジットカードにて自動決済。
  5. 処方箋または薬(院内処方の場合)が自宅に配送される。

決済は当面はクレジットカードのみだが、6月以降には「au PAY」での支払いにも対応する予定とされている。

なお、大元のサービスである「auウェルネス」は基本機能の利用は無料だ。例えば歩数や体重、消費カロリーの計測や管理、グラフ表示などは無料の基本機能として利用できる。一方、オンラインエクササイズへの参加や動画視聴、24時間いつでも健康相談が可能な「いつでも健康電話相談」は月額385円のプレミアムコースに加入することで利用できる機能。

auウェルネスアプリのイメージ
<▲図:「auウェルネス」アプリのイメージ>

今回発表されたオンライン診療サービスはプレミアムコース限定ではないので、プレミアムコースの月額料金は不要。前述したように、1回の利用につき330円と実際の診察に関する費用のみとなる。

「auウェルネス」アプリはGoogle Play、App Storeで配信中で、auの回線契約を持たなくとも利用できる(「au ID」の取得(無料)は必要)。


情報元、参考リンク
auウェルネス公式サイト
KDDI/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. <編集後記>
    新型コロナのせいで通院がしにくくなっていますので、こうしたオンライン診療サービスが充実してくるのは助かりますね。実際に利用する利用しないは別として、ひとまずメモしておけば何かの時に役立つと思いますので、他も含めて同種のサービスをリストアップしておくと便利だと思います。

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