<▲図:「ZenFone 7 Pro」(※写真の画面はAndroid 10搭載時のものです)> |
本アップデートの導入によって、OSがAndroid 10からAndroid 11になる他、楽天モバイルの相互接続性試験が完了し、楽天モバイルの4G及び5Gネットワークへの接続が可能になる点も大きな変化の一つといっていいだろう。
アップデートが可能になった端末にはその旨を示す通知が届くので、通知メッセージを開き、指示に従って操作を行うことで導入できる。
しかし、アップデートにあたっては注意点もあるので気を付けて欲しい。
まず、Android 11にバージョンアップするとAndroid 10には戻せないので、普段使っているアプリの中にAndroid 11に対応していない、もしくは何らかの不具合が確認されているものがある場合には即時導入はしない方がいいだろう。また、今回のアップデート導入によって「片手モード」や、「ZenUI」のメニュー内の「フィードバック&ヘルプ」が削除されるので、その点にも注意が必要だ。
今回のアップデートファイルのサイズは約1.1GBあるので、できればWi-Fiでのダウンロードが勧められる。一方で、契約している通信キャリアの料金プランで定められている月々のデータ量残量に余裕があるのであれば、モバイル通信でダウンロードしても構わないと思う。
アップデート後のビルド番号は「WW_WW_30.40.30.96」になる。
Android 11アップデートで利用可能となる主な新機能
1. メディアコントロール
クイック設定パネルの「メディアコントロール」において動画や音楽の再生や停止、スキップ、音声出力先設定などを手軽に変更できるようになる。2. 機内モード使用時にBluetoothが強制切断されない
機内モードを使っているときにBluetoothが強制的に切断されないようになる。Android 10では、Bluetoothを使っている状態で機内モードをオンにすると、Bluetoothが強制切断される仕様だったが、Android 11からは、そのまま利用できるので、例えばBluetoothヘッドセットを使って音楽を聴いている状態で機内モードにしても、ヘッドセットは切断されず、そのまま利用できるということになる。3. パーミッション設定の追加
アプリが位置情報にアクセスする際、「アプリ使用時のみ」だけでなく「今回のみ許可する」という設定が追加された。4. サイレント通知機能の強化
「サイレント通知」機能において、そもそもサイレント通知を非表示にできるオプションが追加されたほか、通知履歴の確認も可能となった。情報元、参考リンク
<編集後記>
返信削除ZenFone 7、ZenFone 7 Proは依然としてお勧めしやすいハイエンドスマホの一つだと思いますが、Android 11になることで、さらに魅力が増しますね。しかも楽天モバイルにも対応するということで、楽天モバイルのSIMに切り替えることも可能になるわけで、通信サービスの選択肢が一つ増えるというのも良いですね。