<▲図:オリジナルスマートフォン「Rakuten」シリーズのサイズ比較。「Rakuten BIG s」は「Rakuten BIG」と「Rakuten Hand」の間に位置するサイズ> |
発売日はカラー、そして店舗によって異なる。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、クリムゾンレッドの3色で、ホワイトが4月21日、クリムゾンレッドが5月以降、ブラックが6月以降に発売予定。しかし、それは楽天モバイル公式サイトにおける話。実店舗では各色とも5月中旬以降に順次発売となる予定だ。
<▲図:「Rakuten BIG s」のカラー。左から順にクリムゾンレッド、ホワイト、ブラック> |
価格は50,980円(税込、以下同)だが、楽天モバイルを初めて申し込む方(回線単位)を対象としたキャンペーン「【Rakuten UN-LIMIT VIお申し込み特典】だれでも5,000ポイントプレゼント」によって5,000ポイントの「楽天ポイント」還元を適用した場合、実質45,980円となる。
ポイントは期間限定ポイントとして開通日からみて翌々月末日に付与される。
また、楽天モバイルでは現在、料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」が3カ月間無料になるキャンペーンも実施中で、そちらも併用できるので、その分もお得だ。
さて、それではRakuten BIG sについて見ていきたい。
冒頭でも触れたようにRakuten BIGとの大きな違いの一つはディスプレイサイズだ。Rakuten BIGは6.9インチ(2,460 x 1,080ドット)の有機ELなのに対してRakuten BIG sは6.4インチ(2,340 x 1,080ドット)と若干小型化している。
ボディ全体のサイズではRakuten BIGの約174 x 80 x 9mmに対してRakuten BIG sは約160 x 79 x 9mmと、高さが約14mm、幅が約1mm小さくなっている。もちろんどちらが良いとか悪いということはなく、単に大きさが異なるだけだが、Rakuten BIG sの方が片手での操作のしやすさとか持ちやすさ、という点では優れているだろう。一方で、より大きな画面で映像の迫力などを楽しみたいのであれば、Rakuten BIGの方が適しているはずだ。重さも23g軽い、約204gとなっている。
OSがAndroid 10、CPUがQualcomm Snapdragon 765 5G、メモリが6GB、ストレージが128GBといった基本仕様は共通。
小型化した割にはバッテリー容量は100mAhしか小さくなく、3,900mAhのバッテリーを積む。ワイヤレス充電には非対応だが、急速充電には対応している。
ボディは防水・防塵対応で、生体認証は顔認証と指紋認証に対応し、指紋認証は画面内認証タイプ。おサイフケータイ/NFCにも対応する。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠で、SIMタイプは物理SIMカードには非対応で、eSIMのみとなっている。SIMロックは楽天モバイルの他の製品と同様掛かっていない、すなわちSIMフリーだ。ただし、「VoLTE」は楽天モバイルしか対応していないので、仮に他社回線でRakuten BIG sを将来的に使うのであれば、他社でのVoLTEは使えない点には注意が必要だ。
モバイル通信は4G、5G対応で、5Gに関してはミリ波にも対応している。5Gでの理論的対応速度は下り(ダウンロード側)最大2.80Gbps、上り(アップロード側)最大273Mbpsだ。
カメラはフロントカメラは約1,600万画素のシングルカメラだが、リアカメラは4眼構成となっている。約4,800万画素の広角カメラ、約800万画素の望遠カメラ、約800万画素の超広角カメラ、そして約200万画素の深度測位カメラだ。
<▲図:「Rakuten BIG s」の基本スペック表> |
なお、楽天モバイルは今月上旬は注文殺到によって公式サイトの端末は軒並み売り切れ状態となっていたが、現在はやや落ち着きを取り戻し、再入荷した機種が増え始めており、再び注文しやすい環境が戻りつつある。各機種の在庫状況はこちらの記事を参照して欲しい。
また、楽天モバイル公式サイトでの実際の申し込みの流れもこちらの記事で紹介しているので、注文の際は参考になるかもしれない。
情報元、参考リンク
<編集後記>
返信削除先日まではキャンペーンでアクセス集中で大好評だった楽天モバイルですが、端末が次々と売り切れてしまい、買いたくても買えない状態が続いていました。しかし、それも徐々に回復してきた中、新機種の登場ですね!