「AIワクチン接種予測」機能は、厚生労働省や全国各地の自治体に対する調査、人口統計などの関連データをもとに、AIがワクチンの接種機会がいつ頃訪れるのか予測してくれる機能。
そもそも新型コロナウイルスに対抗するワクチンに関しては、2月に医療従事者を対象に接種が開始となり、今回、全国各地で高齢者向けの接種が始まることになった。
ところが、そもそも「第一群」の医療従事者向けの接種についても遅れている。進捗率は9日時点でのJX通信社調べでは23.44%に留まる。このペースだと第一群の医療従事者の接種が一巡するのは数カ月先になるという。
こうした昨今の情勢を反映したのが今回のアップデートで、全国約1,700の市区町村のほとんどで接種予測スケジュールが大きく変動することになった。
<▲図:アップデート前後で大幅にスケジュールが変化> |
自治体によっては接種の一巡予測が来年まで延びたところもあるという。
アップデート前に予測機能を使った方も、アップデート後に改めて行う方がいいだろう。
AIワクチン接種予測の使い方
実は「AIワクチン接種予測」機能自体は便利でも、そこへ辿り着く導線が少し分かりにくいので説明しておきたい。一見すると、「NewsDigest」アプリの下メニューの「コロナ・防災」内に導線がありそうだが、そこにはない。「ニュース」タブ内に導線がある。一番早いのは上メニューの「総合」タブ内の「主要ニュース」エリア(下図の左画面の赤枠部分)をタップすることだ。もしくは上メニューの「新型コロナ」タブでも構わない。下図の右画面が表示されるので、赤枠内の「新型コロナウイルス AIワクチン接種予測」というリンクをタップする。
<▲図:下メニューの「ニュース」を開き、「総合」タブ内の「主要ニュース」(左画面の赤枠部分)のところ、もしくは「新型コロナ」タブ内の同種の部分をタップすると右画面に遷移。続いて赤枠内の「新型コロナウイルス AIワクチン接種予測」をタップする> |
これで「AIワクチン接種予測」機能のページへアクセスできる。後は下図のように、説明を読み、入力フォームへの入力を行うことで、予測結果を表示することができる。
<▲図:後は左画面の説明を読み、スクロールすると右画面の入力エリアが表示されるので、入力して「AIで予測する」をタップする> |
なお、この機能への導線は将来のアップデートなどで改善される可能性もあるので、ひとまず上記説明は2021年4月12日時点でのバージョンによるものだという点に注意して欲しい。後から記事を読まれた方は、異なるバージョンで導線・使い方が変更されている可能性もあるかもしれない。
<編集後記>
返信削除新型コロナウイルスのワクチンに関する情報はNewsDigestだけでなく、ヤフーや日経など色々なところで、それぞれが分かりやすい形で表示しているので、いくつかお気に入りのサイトやアプリをチェックしておくと便利かと思います。