<▲図:「Motorola razr 5G」> |
二つ折りタイプのスマートフォンとして大きな注目を集める製品(razr 5Gの詳細はこちらの記事参照)だけに、残念ながら本記事執筆時点ですでにrazr 5Gは売り切れとなっているが、価格は164,780円(税込、以下同。24回分割時は月々6,875円)。moto g10は20,350円、moto g30は24,200円となっている。
IIJmioでは1日より新料金プラン「ギガプラン」の提供を開始し、それに合わせたキャンペーンも実施中。一部の機種では110円~になるなど、大幅割引での販売に注目が集まっているが、今回新登場した3機種に関しては特価販売はされていない。
しかし、通信キャリアではソフトバンクがrazr 5Gを取り扱ってるが、価格は198,000円なので、通常価格の時点でかなり抑えられていることも分かる。ただし、ソフトバンクの場合には「トクするサポート+」の利用によって返却を前提に考えると2年間の実質負担額を減らせるという魅力もあるので、比較時の判断は難しいかもしれない。
また、モトローラ・モビリティ・ジャパン公式通販サイトでの販売価格も179,799円と、IIJmioよりも高い設定になっている。一方で、モトローラ公式通販サイトの場合には通常は1年のメーカー保証が2年になるという特典もあるので、やはりこちらはこちらで侮れない。
ともかくIIJmioでは比較的価格を抑えた提供となっており、その点は魅力だ。
しかもIIJmioの料金プランであるギガプランも安価なので、月々の通信費も抑えられる。
一方、moto g10とmogo g30は、エントリークラス向け製品だ。この2機種もモトローラ公式通販サイトではそれぞれ21,800円、27,800円なので、IIJmioでは若干安価だ。
<▲図:左が「moto g10」、右が「moto g30」> |
どちらも約6.5インチサイズで解像度が1,600 x 720ドットのディスプレイを搭載するAndroidスマートフォンで、motoシリーズならではの「ピュアAndroid」が特徴の一つとなっている。すなわちGoogleの「Pixel」シリーズのようにシンプルなAndroidのままであり、プリインストールアプリが少なく、UI/メニューもピュア仕様だ。
筆者もモトローラの製品を持っているが、ピュアAndroidは癖がなく使いやすいのでお勧めだ。ただし、CPU/メモリのスペック次第で、当然ながらパフォーマンスは大きく左右されるので、その点には注意が必要だ。
moto g10、moto g30の場合、前者はSnapdragon 460だが、後者はSnapdragon 662。メモリは両機種とも4GBで、ストレージはmoto g10が64GB、moto g30が128GBだ。
Snapdragon 460は決して悪い性能ではないものの、できればSnapdragon 662を搭載するmoto g30の方がお勧めだ。慣れるといえば慣れるものの、Snapdragon 460だと様々なシーンで多少待つというか、もたつくので、ストレスフリーを望む場合にはmoto g30を勧める。とはいえ、イライラするほどでもないので、最終的な判断はコストも含めての総合的なものになると思う。
背面カメラはmoto g10が48MPのメインカメラを中心とした4眼、moto g30が64MPのメインカメラを軸にした4眼で、やはりmoto g30の方が上だが、カメラにこだわりがなければ、moto g10でも十分だと思う。どちらにしてもメインカメラと超広角カメラ、マクロカメラ、深度カメラの構成によって、様々なシーンで活用できる。
IIJmioはモトローラのスマートフォンを比較的多く取り扱っているので、同社製品を探す際には有力候補の一つになると思う。
なお、IIJmioが実施中のキャンペーンについてはこちらの記事、料金プランについてはこちらの記事を参照して欲しい。
情報元、参考リンク
<編集後記>
返信削除Motorola razr 5Gはやはり注目度抜群ですね。一方、moto gシリーズのg10、g30もディスプレイ解像度に関しては物足りない部分がありますが、モトローラのスマホはシンプルで結構悪くないと思うので、今後のキャンペーンなども含めてコスパがより向上すれば、結構人気を集めるようにも思います。