Redmi Note 10 Proは、すでにグローバルで発表済みなので、その仕様を元に概要をお伝えしたい。まず、掲載画像からも分かると思うが、背面に豪華な4眼カメラを搭載する。
1億800万画素のCMOSセンサー「Samsung HM2」とF値1.9の広角レンズによるメインカメラ、約800万画素のセンサーとF値2.2、118度の超広角レンズによる広角カメラ、約500万画素、F値2.4、光学2倍相当の望遠レンズによる望遠カメラ、約200万画素、F値2.4のレンズを採用した深度カメラといった4眼構成だ。
さらにディスプレイも豪華な仕様となっている。
約6.67インチで解像度が2,400 x 1,080ドットの有機ELで、リフレッシュレートは120Hzまで対応している。前面カメラ部分は小さなホールがくり抜かれた、パンチホールタイプ。カメラ自体は約1,600万画素のセンサーを採用した広角カメラだ。
<▲図:グローバル発表時のカラーバリエーションはBlacier Blue、Gradient Bronze、Onyx Grayの3色> |
Androidスマートフォンとしての基本スペックを見ていくと、OSはAndroid 11をベースとした「MIUI 12」。OPPOのAndroidベースのOS「ColorOS」と同様、シャオミのMIUIも普通にGoogle PlayからAndroidアプリをインストールできるので、Androidスマートフォンと捉えて問題ない。CPUはQualcomm Snapdragon 732G、メモリとストレージの組み合わせは6GB/64GB、6GB/128GB、8GB/128GB、本体サイズは約164 x 76.5 x 8.1mmで、重さは約193g。
モバイル通信は5Gには非対応で、4Gまでとなっている。
個人的な意見に過ぎないが、依然として通信各社の5Gのカバーエリアは狭いこともあり、5G対応で高くなるのであれば、非対応で価格を抑えてくれた方が嬉しい、という方が多いのではないかと思う。その点でもRedmi Note 10 Proは魅力だ。実際、グローバル発表時には、279米ドル~とされていたので、日本市場でも手頃な価格設定になりそうだ。
グローバル発表イベントの動画は下記の通り。38分辺りからRedmi Note 10 Proの詳しい紹介が始まる。
日本市場における販路、取り扱う通信事業者、発売時期、販売価格などは31日の発表で明らかにされるものと予想される。
<編集後記>
返信削除OPPOといいXiaomiといい中国メーカーは低価格で挑戦的な製品を続々と発表してきますね。個人的にはソニー、富士通、京セラにもっとずっと大きな競争力を得て欲しいと願っていますが、そうは言ってもOPPO、Xiaomiの製品にも目が行きます。カメラの性能はセンサーの画素数だけでなく画像処理エンジン、レンズなど複合的な要素が絡んできますし、絵作りの特性もメーカーによっても機種によっても違いますが、Redmi Note 10 Proのカメラは物理的形状というか、もう見た目だけで惹かれる部分がありますね。