NTTレゾナントが運営する通販サイト「goo Simseller」では格安SIMの「OCN モバイル ONE」とのセット販売で17,490円(税込)という特価での販売を告知しているが、一般的な想定市場価格は5万円弱と見られている。
AQUOS senseシリーズは今や国内のAndroidスマートフォン市場におけるヒットモデルだが、今回登場するAQUOS sense5Gは、その名の通り次世代通信規格の「5G」に対応しつつも、手頃な価格帯で提供される中位グレードの製品となる。
CPUはQualcomm Snapdragon 690 5Gで、メモリは4GB、ストレージは64GBだ。
Snapdragon 690 5Gは結構優秀で、筆者も搭載機種を所有しているが普通にストレスないパフォーマンスを示してくれる。メモリは欲を言えば6GB程度欲しいところだが、Snapdragon 690 5Gによる基本的な処理能力の速さもあり、よほどメモリを消費するアプリでなければ、4GBという点がネックになることもない。しかも、ストレージに関しても、UFSストレージを採用し、読み込み速度も速い。
ディスプレイは5.8インチで、解像度は2,280 x 1,080ドットのIGZO液晶。
OSは最新のAndroid 11だ。
本体サイズは約148 x 71 x 8.9mmで、重さは約178g。カラーバリエーションはライトカッパー、オリーブシルバー、ブラックの3色だけと、やや物足りないが、一応最低限揃っている。
バッテリー容量は4,570mAhと比較的大容量で、IGZO液晶の省電力性能もあって長時間の連続駆動が可能とされている。また、生体認証では顔認証の他、指紋認証も搭載しているので、マスクの着用時間の長い昨今の日常生活ではありがたい。
防水・防塵仕様、そして「おサイフケータイ」にも対応する。
背面のカメラは約1,200万画素の標準カメラと約1,200万画素の広角カメラ、約800万画素の望遠カメラによるトリプルカメラ構成となっていて、前面のサブカメラは約800万画素だ。
今後、格安SIM各社が続々と取り扱いを発表することが予想されるので、急いで購入することもないと思うが、AQUOS sense5Gは手頃な注目機種の一つなので要チェックだ。なお、冒頭で触れたgoo SimsellerではOCN モバイル ONEとのセット販売だが、OCN モバイル ONEは3月に新料金プランを発表すると告知しているので、できればそれを待ってからの購入検討を勧めたい。とはいえ、筆者もOCN モバイル ONEを利用しているが、やはり大手の一角だけあって普通にストレスなく使えているので、早期入手したい方は待たずに購入しても特に問題がないとも思う。
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