また、1年間に渡って料金プランが無料になるキャンペーンも4月7日受付分までは適用できるので、それも含めて考えると、かなりお得なタイミングだと言える(2021年4月8日追記:3カ月間無料キャンペーンが開始となりました。こちらの記事を参照して下さい)。
Rakuten BIGは、約6.9インチの大型有機ELディスプレイを搭載するスマートフォンだが、フロントカメラがディスプレイの下に埋没設置されているタイプなので、表から見たときにフロントカメラの存在に気づきにくい。一般的な多くの機種ではフロントカメラ部分はディスプレイがくり抜かれているが、Rakuten BIGはディスプレイが四辺四隅一杯までを綺麗に覆ったスッキリとしたデザインとなっている。
指紋認証センサーもディスプレイ内センサーで、ディスプレイの下部に搭載されている。ディスプレイ内センサーは専用センサーを用意した機種と比べると微妙な製品もあるが、少なくともRakuten BIGの指紋認証精度は特に気になる点はない。
ディスプレイの解像度は2,460 x 1,080ドットで、本体サイズは約174 x 80 x 9mm、重さは約227g。大型端末を紹介するときには毎回注意事項に挙げているが、やはり大きく重いので、購入検討の際には注意して欲しい。また、バッテリー容量は4,000mAhだ。
OSはAndroid 10で、CPUはQualcomm Snapdragon 765G 5G、メモリは6GB、ストレージは128GBと、基本スペックは申し分ない。
モバイル通信では4G LTE、5Gに対応し、5Gでは「Sub6」及び「ミリ波」に対応する。これによって理論的な最大通信速度は下り側 (ダウンロード側)で2.8Gbps、上り(アップロード側)では273Mbpsとなる。とはいえ、現状では5Gのエリアは限られるので、今のところはエリア内のユーザー以外には関係のない部分かもしれないが、いずれカバーエリアは広がるはずであり、その時のためにもミリ波まで対応しているのは悪くない。
その他、防水・防塵対応、おサイフケータイ対応、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠といった仕様だ。
SIMカードに関しては物理SIMカードには対応せず、eSIMのみとなっている。
カメラは背面側が約800万画素(超広角)+約6,400万画素(広角)+約200万画素(深度測位)+約200万画素(マクロ)構成のクアッドカメラで、前面側は約3,200万画素のシングルカメラとなっている。前述したように、ディスプレイ下に埋没させたカメラなので、見た目は本当にスッキリしているが、ディスプレイパネルを通した撮影になるので、クリアさは若干薄まってしまうので、その点には注意したい。とはいえ、普段フロントカメラをほとんど使わない方も多いと思うので、その場合には全く問題ないと思う。背面カメラは優秀な方だ。
カラーバリエーションはホワイト、ブラック、クリムゾンレッドの3色の種類。
Rakuten BIGはサイズも含めて、やや癖のある製品だとは思うが、キャンペーンによって実質的な負担額が24,800円になり、その上、料金プランが一定期間無料のキャンペーンを利用した場合で考えると実際に相当お得なことは間違いない。
料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」では、1GBまでは無料、それ以降は上図のように使用データ量次第で段階的に上がるが、最大でも税込みで3,278円だ。そしてキャンペーンでは、1年間は使用データ量すら気にしなくても構わないので、かなり魅力的だ。
情報元、参考リンク
<編集後記>
返信削除発売時は約7万円だったRakuten BIGですが、一気に下がってお手頃な状況になってきました。実質24,800円ならかなり魅力です。一方で、大型端末に共通しますが、本当に結構大きいので、片手操作が中心の方は注意が必要です。しかしちょっとしたタブレット代わりになるので、大きいことのメリットも当然あります。いずれにしても注目ですね。