IIJmioでは、NTTドコモ(以下、ドコモ)の回線網を利用する「タイプD」とau回線網の「タイプA」、2種類の回線インフラを使って通信サービスが提供されていて、ユーザーはどちらかを選ぶことができる。タイプDならドコモに対応したSIMカードが用意され、ドコモの回線網で通信し、タイプAならauという形だ。
今回、音声通話機能付きSIM同士について、そのタイプDとタイプAの変更を、電話番号を引き継いだまま行うことができるようになった。
しかも、3月末までは「SIMカード追加・再発行手数料割引キャンペーン」によって、交換手数料が通常なら2,200円(税込)かかるところ、無料となっている。
タイプ変更を行うユーザーはそう多くないとは思うものの、例えば生活圏の電波環境がドコモよりauの方が良い、逆にドコモの方が良いなど、大きな差異がある場合には変更したくなると思うし、使いたいスマートフォンの機種次第でタイプ変更をしたい場合もあると思う。
今回から電話番号そのままでのタイプ変更が可能になるので、IIJmioを長期利用する際の利点が一つ増えたことにもなるだろう。
なお、前述したようにSIMカードの交換手数料は通常であれば1回あたり2,200円掛かる。また、SIMカードの発行手数料は1枚あたりタイプDで433.4円、タイプAで446.6円掛かる。
タイプ変更は、IIJmioの会員専用ページ内の「SIMカード交換・タイプ変更」から行うことができ、本人確認手続き後、登録住所宛に新しいSIMカードが発送される。新しいSIMカードでの開通手続きをユーザーが行った後、旧カードは使用不可となる。
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