米Googleは現地時間16日、コンテンツ配信プラットフォームである「Google Play」における手数料を改定することを明らかにした。今回の改定は7月1日付けで行われ、アプリ内でのデジタル商品の販売による収益の合計が年間で100万ドルに達するまでの分に関しては手数料が15%に引き下げとなる。
年間収益が100万ドル以下の方は単純に手数料はその全てに対しての15%となり、100万ドルを超える場合には100万ドルまでの部分に対しては15%になるので、現行規定と比べて全てのデベロッパーの利益増に寄与する変更となる。
同社によれば今回の改定によって、グローバルで全てのデベロッパーの内、99%が手数料を半分に削減できることになるとしている。逆に言えば、99%のデベロッパーは年間収益が100万ドル以下だということが分かることにもなるが、いずれにしても、デベロッパーにとっては非常にポジティブな改定だと言っていいはずだ。
手数料が減れば利益がその分増えることになり、少しでも投資分を回収できる。ひいてはコンテンツの継続提供、新作提供に繋がる。
最終的には我々Androidスマートフォンの一般ユーザーにとっても、より良いアプリの登場・継続提供に繋がるので嬉しいニュースだ。
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<編集後記>
返信削除Androidスマートフォンの普及初期の頃と比べ、今やアプリの数は膨大で、利益を上げにくくなっていると思います。それだけにGoogleが手数料を引き下げるというのは非常に良いニュースと言っていいと思います。これが小規模デベロッパー、個人デベロッパーの後押しになって、ヒット作が幾つも登場することに期待したいですね!