ただし、この機能は少なくとも現時点では「Yahoo!リアルタイム検索」のウェブ版のスマートフォン向けページのみでの提供となっていて、スマートフォン向けアプリ、ウェブ版のPC向けページでは利用できないので注意して欲しい。
また、普段「Yahoo! JAPAN」のトップページの検索窓にキーワードを入力/検索してから「リアルタイム」に絞って検索する流れで「Yahoo!リアルタイム検索」を利用している方は、本機能には気づきにくいかもしれないので注意して欲しい。その場合は、一旦「Y!リアルタイム検索」と書かれたトップロゴをタップして「Yahoo!リアルタイム検索」のトップページに移動する。すると、検索窓の下のタブエリアに「トレンド」「人気ツイート」に並び、「事故・災害」というタブが表示されるので、それをタップすればいい。
<▲図:利用イメージ> |
これで最新の事故・災害に関するツイートが表示されるわけだが、ここで表示される情報は、各事故・各災害ごとにまとめられた代表的パネルで、それをタップすることで関連ツイートを見ていく、という形になっている。そして、これらはSpecteeが提供するAIリアルタイム危機管理情報サービス「Spectee Pro」によって、収集したツイートをAIが解析し、まとめられた情報なので、Twitter公式で我々ユーザーが任意のワードで検索して表示されるツイートと違い、予め絞り込まれた情報となっている点が大きな違いだ。
Twitter公式で検索すると、大抵は求める情報以外のツイートも拾ってしまうので、一生懸命スクロールして自分自身でツイートを精査していくことになるが、「Yahoo!リアルタイム検索」の場合は、AIが解析した、いわゆるAIまとめのような情報なので分かりやすい。
さらに、各パネル、各事故・災害情報には「東京都」「交通事故」「停電」などのタグが付加されていて、タグをタップすることでジャンルによる絞り込みも可能となっている。
ただし、例えば検索窓に「東京都」「大雪」などとキーワードを入力して検索しても同じリストページには辿り着けないので、現時点では少々分かりにくい状態となっている。要するに、キーワード入力/検索での絞り込みはできず、タグからの絞り込みに方法が限定されている。最初、絞り込み方が分からず戸惑うかもしれないので注意して欲しい。
とはいえ、まだリリース直後の話なので、将来的には不満点が解消されるアップデートが順次行われていくと思うので、徐々に使いやすくなっていきそうだ。いずれにしても、Twitter上の災害・事故情報をAIが解析した上で分かりやすくまとめてくれるというのは、明らかに意義ある機能で、実際に便利なので、ブックマークしておくと便利だと思う。
できれば「Yahoo!リアルタイム検索」アプリにも導入して欲しいところ。
【情報元、参考リンク】
・Yahoo!リアルタイム検索公式サイト
・Google Play/「Yahoo!リアルタイム検索」アプリ
・App Store/「Yahoo!リアルタイム検索」アプリ
・ヤフー/プレスリリース