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au、国際ワン切り詐欺対策として海外からの着信を警告・拒否できる機能をAndroid向け「迷惑メッセージ・電話ブロック」に導入

KDDI、沖縄セルラーは8日、「auスマートパス」「auスマートパスプレミアム」の会員向けサービスとして提供中の「迷惑メッセージ・電話ブロック」のAndroid版アプリに、海外からの電話着信を警告・拒否できる機能を追加したと発表した。

アプリ自体はGoogle Playで配信中で、こちらのページからダウンロード/アップデートできる。最新バージョンにて今回の新機能を利用できる。また、auスマートパス、もしくはauスマートパスプレミアムの会員向けアプリなので、会員でなければ使えない点には注意して欲しい。

ただし、会員でない場合でも30日間は無料で利用できる。

対応機種はAndroid 4.1以降の4G LTE/5Gスマートフォンだ。

最近テレビ、新聞などのメディアでの取り上げが増えてきたが、近年、見知らぬ国際電話の着信が携帯電話に届く事例があるが、特に昨年秋以降、「国際ワン切り詐欺」などと呼ばれる事例が増え始めている。これは、存在しない国番号からの国際電話の着信があるというもので、トビラシステムズ社の調べでは昨年9月以降、3万件以上発生しているという。

前述したように、存在しない国番号からの発信であり、明らかに不審なもので、仮に折り返しの電話を発信すると、国際通話料金が発生するだけでなく、犯罪グループ間で取引される詐欺被害者名簿に掲載され、迷惑電話が多数着信する事態に陥る恐れなどがあるとされている。

今回「迷惑メッセージ・電話ブロック」に導入された機能では、存在する国番号かどうかに関わらず、海外からの着信をひとまず一律で警告・拒否できる。

この機能はユーザー自身で設定変更可能で、「切断する」「警告する」「何もしない」という3種類の設定から選択できる。自動的に切断したいのであれば「切断する」、ひとまず警告して、その時に判断したいのであれば「警告する」、この機能を利用しないのであれば「何もしない」を選べばいい。初期設定では「警告する」が設定されている。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
Google Play/「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリのページ

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