両製品とも5Gに対応しつつも基本スペックがある程度抑えられた、いわゆるエントリークラスのモデルとして位置付けられるため、低価格帯での販売が予想される。ちょうど先日、10日に発売となったシャープ製「AQUOS sense5G SHG03」と近いスペック構成なので、この3機種を比較検討する方も増えてくると思う。
ただし、Galaxy A32 5Gに関しては、唯一ディスプレイ解像度がフルHD+ではなく、HD+なので、それは残念な点だが、逆に最も安価になる可能性があるので、良くも悪くも特徴があると言えるかもしれない。Galaxy A32 5Gの価格は31,190円(税込)なので、OPPO A54 5Gがいくらになるのか気になるところだ。ちなみに、AQUOS sense5Gは39,890円だ。
<▲図:Galaxy A32 5G> |
3機種をスペックだけで比較すると、バランスが良く、いわゆるミドルエンドクラスに近いのはAQUOS sense5Gだ。CPUがSnapdragon 690と、まずまずの性能を誇る。メモリは3機種とも4GB、ストレージも64GBで共通。ディスプレイはAQUOS sense5Gが5.8インチでフルHD+、Galaxy A32 5Gは6.5インチでHD+、OPPO A54 5Gは6.5インチのフルHD+。
CPUはGalaxy A32 5GがMediaTek Dimensity 720、OPPO A54 5GがSnapdragon 480 5G。
最終的には価格も含めた比較になると思うが、24回分割してしまうと、例えばAQUOS sense5Gが月々1,090円+最終回で6,120円、Galaxy A32 5Gが月々1,150円+最終回で13,440円なので、月々の負担はそう変わらず、最終回となる24回目に差があるという形だ。
<▲図:OPPO A54 5G> |
個人的にはAQUOS sense5Gがバランスが取れていて良いと思うが、例えばGalaxy A32 5Gのメインカメラにはマクロカメラも構成要素の一つに入っていたり、急速充電に対応していたりといった魅力もあるし、OPPO A54 5Gにもモノクロカメラとマクロカメラが構成要素に入っていたり、フロントカメラのセンサー画素数が最も高い、急速充電もより高出力に対応などの魅力があるので、意外と悩みどころだ。
しかし、防水・防塵に関してはOPPO A54 5Gのみ非対応なので、その点は注意したい。
AQUOS sense5GとGalaxy A32 5Gはおサイフケータイに対応している点も特徴といっていいかもしれない。
生体認証は3機種とも指紋認証と顔認証に両対応している。
また、Galaxy A32 5GとOPPO A54 5Gは国内の通信キャリアではau限定となることも明らかにされている。
Galaxy A32 5Gは発売日が今月25日と近いこともあり、16日10時より予約受付が始まる。
【情報元、参考リンク】
・au Online Shop
・KDDI/プレスリリース